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僕が生まれた場面(詩)

世の中はすべて夢で
夢を見ている僕自身が実は存在していなくて
僕は夢の中の登場人物の一人だとして
それもエキストラの中の一人だとして
どこの誰の夢かもわからないまま
僕は任された場面を演じているだけで
カット の声に夢見ていた誰かが目覚めて
夢の中の僕は無になってしまう

そんな夢から目覚めると
僕はスポットライトを浴びて
この世の中に姿を現した

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