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風の時代入門(グレートコンジャクションとは)

「風の時代」とは、本来は占星術の言葉ですが、メディアでよく取り上げられていることもあり、今やすっかりお馴染みのキーワードになっています。
 
2020年12月22日から本格的に始まったとされる風の時代ですが、以前の「地(土)の時代」とは“真逆”といって良いほど大きな違いがあります。
 
私たちは時代の大きな流れには逆らうことができません。
 
「地(土)の時代」の価値観を引きずっていると、人生うまくいかないことが多くなるでしょう。
 
逆に、風の時代のパラダイムを知り、風の時代に合わせた生き方・考え方・働き方をすることで、万事スムーズに物事が進むようになっていくのです。
 

グレートコンジャンクション

「土の時代」や「風の時代」は占星術の用語です。

西洋占星術では、約20年に一度起きる“木星”と“土星”の大接近のことを「グレート(偉大な)コンジャンクション」といいます。

木星の公転周期は12年、土星は29年。

木星と土星の接近が、およそ20年に一度しか起こらないからです。

西洋占星術では、12星座を以下の4つの元素(エレメント)に分けて考えていますが…

火の星座
牡羊座・獅子座・射手座

地(土)の星座
牡牛座・乙女座・山羊座

風の星座
双子座・天秤座・水瓶座

水の星座
蟹座・蠍座・魚座

これまでの約200年は、地(土)の星座(牡牛座・乙女座・山羊座)でグレートコンジャンクションは起こっていました。だから「地(土)の時代」です。

それが、2020年12月22日、グレートコンジャンクションが約200年ぶりに風の星座(水瓶座)で起きました。ここから「風の時代」に突入したのです。

これから200年間は、風の星座(双子座・天秤座・水瓶座)でグレートコンジャンクションが起こる「風の時代」が続くわけです。

風の時代はまだ始まったばかり。

時代の変化に追いつけていない人も多いのが現実でしょう。

地(土)の時代と風の時代の特徴

地の時代から風の時代の変化について、キーワードとしてまとめてみました。

地(土)の時代
学歴・資格・お金・ステータス
物質
所有する
固定
安定
蓄積、ストック
性別、国籍、国境
組織、会社
縦社会、年功序列
正社員・終身雇用
成功、上昇
自力で達成
常識、既成観念
目に見える価値
我慢、努力、根性
経済の成長、経済的な豊かさ
建前
キャリアアップ、収入アップ
支配と依存
単一化
大都市に集中

風の時代
人間性・精神性
情報、体験
シェア(共有)する
移動、流動
革新(イノベーション)
循環、フロー
ボーダレス
個人、フリーランス
横のつながり、友人、仲間、対等
自営・プロジェクト参画
心の喜び
協力、助け合う
フレキシブル、斬新なアイディア
目に見えない価値
ラクに楽しく
精神の成長、精神的な豊かさ
本音
自分らしさを活かす、成長する
自立と助け合い
多様化
田舎・地方都市・グローバル

見て分かるように、地(土)の時代はどっしりと地に足がついた「地盤を固めていく要素」を持っています。

パッと見、地(土)の時代よりも風の時代の方が軽やかで楽しそう、と感じるかもしれません。

地(土)の時代のポイント

地(土)の時代が始まった1800年頃は、第一次産業革命の時代。蒸気機関の発明、農業の発展等により、物が流通するようになった時代です。

前身となる「火の時代」では“家筋”や“身分”がものを言う時代でしたが、地(土)の時代になってお金・学力・肩書といった、目に見える資産形成に価値が置かれるようになりました。

どんな家筋や身分の人であっても、努力や頑張り次第で自分の価値を高めていけるようになったのです。

生産性が優先され、効率よくモノを増産する仕組みが構築され、私たちが「安心して快適に生きる基盤」が出来上がりました。地(土)の時代の200年をかけて、物質的な豊かさを手に入れ、生活基盤を確固たるものにできたのです。

このような意味においては、地(土)の時代はとても重要な役割を担ってくれたと言えるでしょう。

詳しくは書籍販売しています。よければ、こちらでもどうぞ。風の時代について6つのポイントで考察しています。


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