【東京】ママノチョコレートのボンボンショコラ

こんにちは。チョコおたくのカデカワ、久々のチョコレポです！

先日、イチローズモルト入りの生チョコの紹介記事でも紹介した赤坂見附のママノチョコレートさんです。
前回の記事は、プレゼント応募に当選したので書いたものですが、今回はお店で購入したボンボンショコラの感想です。

実はカデカワ、東京に出てまもない頃に赤坂見附でアルバイトをしており、ママノさんや、今は移転したデリーモさんを何度か訪問していました。赤坂見附駅と赤坂駅のあたりは、リベルターブルさん、しろたえさん、アラボンヌーさんと有名どころのパティスリーがいっぱいです。全部行きましたが、どこもお店の個性がありおいしいのですよ。

さてさて、ボンボンショコラの感想に参りましょう。
購入したのは「神様のボンボンショコラ アリバカカオアソート　6個入り」です。中身は以下の通り。

・スイート
・ソルト
・アルガンオイル
・日本みつばちの蜂蜜
・パッションフルーツ
・ヘーゼルナッツ

と個性豊かな６種類のボンボンショコラが入っています。ここで注目は、ママノさんではお同じ地域のカカオ豆からつくられた、一種類のクーベルチュール（製菓用チョコレート）しか使っていないこと。
ボンボンショコラは、ミルクとビターを２種類を決めて使い分けているお店が多く、凝ったお店だとものによって使用するチョコレートを使い分けていたりします。
このアソートに使われているベースは、全てママノさんが自社生産する、エクアドル産アリバカカオのビターチョコレートです。同じチョコレートがあわせる素材によって表情を変えてくれる楽しみ。基調となる香りは同じで、変わらないところと変化するところを観察するのがおもしろいです。あ、ちょっとマニアックすぎたかな。引かないで。

スイート
こちらはアリバカカオを活かした、シンプルなガナッシュ。テクスチャはしっかりと硬めでした（最初に食べたので、温度もあったかもしれません）。
店頭でクーベルチュールだけを試食していてもあまり気がつきませんでしたが、はちみつのような風味があります。少しブランデーやラム酒といったアルコール感と香気も感じれました。レーズンを彷彿とさせる濃い甘みもあります。
これはシンプルにおいしいですね。オレンジの皮のような苦味も後味にきました。

ソルト（与論島の塩）
おもしろいことに、塩が香ってくるんです。
見た目もあいまって「THE海〜！」なイメージです！
ちくちく、あるいはとげとげした印象。お絵かきツールで描いた棘ではなく、生物的な丸みのあるとげとげです。サンゴみたいな感じ。
擬人化するなら、反抗期だけど根はやさしい男の子。
お酒にあわせたいお味。少しかためのテクスチャです。
アリバカカオの華やかさが感じやすいボンボンでした。

モロッコ産アルガンオイル
すこし癖があります。洋酒みたいだな、と思ったけど、嗅いでいると日本酒のようにも感じられました。スパイス、バジルの香り。
草っぽさのなかに独特の甘みを持った香りで、シナモン、アニスが浮かびます。
おもしろい味〜（あ、これは「まずい」の遠回しな表現ではありませんぞ）。
水分が多く、とろりとしたテクスチャ。

日本みつばちの蜂蜜
見た目の明るい印象とは対照的に、意外と重みがありました。
後半につれ、明るさ（あるいは音）が上がってきます。スポットライトが当たるようなイメージです。
ほうじ茶のようなボディの重みと渋みも持っていました。
後半、心地のいい、お茶っ葉のような香りがします。

パッションフルーツ
激ウマ！！アリバカカオの鋭さをもったビターチョコレートが、パッションフルーツの酸味に劇的にマッチしています。このボンボン、かっこいいです。

ヘーゼル＆アーモンド
プラリネは定番系の作りながら、アリバカカオがナッツの風味に上品さを与えているのが好印象。ベースのチョコレートがシェル（外側）とプラリネで同じっていいですね。馴染むし、違う顔が見られてたのしいです。

ごちそうさまでした！

ママノさんのボンボンショコラは今回初購入だったのですが、おいしかったので、また買います。値段も、国内のボンボンショコラではお手頃価格に入るのではないでしょうか！（箱入り６粒で1880円）

レシピがどんどん変わるそうなので、次に食べるのが今から楽しみです。

最後までお読みいただき、ありがとうございます。
チョコおたくのカデカワがお送りしました〜！