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1.不妊治療⑬ 不妊生活3年目 採卵からの顕微授精。何個が「受精卵→胚→胚凍結」となったのか?

こんにちは。
ジブリ大好き「みずき杏仁豆腐」です。

前回は、ついに採卵を実施。全身麻酔だったので、目が覚めたら全て終わっていました。採卵の結果取れた卵子は17個。それから顕微授精をしていただき、電話にて「次の日」何個受精卵になったのか、「6日後」何個胚になり胚凍結ができるのか連絡をいただける、というお話でした。

ドキドキの「次の日」

採卵から次の日に、胚培養士さんから電話がありました。伝えられた内容としては、
・採卵できたのが17個で、その中で成熟卵が12個だった。
・その成熟卵を用いて顕微授精をした結果、12個中7個が受精卵となった。とのこと。

多いのか少ないのか、割合が良いのか悪のかどうかはわかりませんが、ひとまず7個受精卵になったのなら、その何個かは胚になる可能性があるのではないかと私は少し安心しました。

次に胚培養士さんから連絡が来るのが【5日後】。この時に何個胚になり、胚凍結ができるのかがわかります。「7個もあるんだから」と、この時私は少し楽観視しつつ、またドキドキした5日間を過ごすこととなりました。


さらにドキドキの「5日後」

ついに待ちに待った日が来ました。胚培養士さんからの電話が鳴ります。
胚には何個なっているのでしょうか?もしかしたら全滅という恐れもあります。聞きたいような、聞きたくないような。…聞きますけどね。
恐る恐る結果を聞くと、

採卵17個 → 成熟卵12個 → 受精卵7個 →胚1個 = 胚凍結1個

「1個ですか⁉︎」

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つい胚培養士さんに聞いてしまいました。7個あったら何個が胚になっているんじゃないかという期待が一瞬で崩れ去ります。胚培養士さんが言うには、途中で成長が止まるものが多く、最終的に最後まで胚となったのは1個だけだったとのこと。

そんなに受精卵から胚になるのは低い確率だったのかと、変な汗が出ました。生き残ったのは1個のみ。胚移植の際は1個で1回きりの勝負です。胚凍結して融解(解かす)時に耐えきれず、死んでしまったらどうしよう、などと嫌なイメージが浮かびます。もしこれが3個くらいだったら、万が一融解に耐えられなくても3つもあるしどれかは耐えてくれるだろう、と楽観的に思えたかもしれませんが、実際に胚は1個だけ。

あっという間にマイナス思考に埋まりそうになったので、もうこれは発想を変えて、1個だけでも胚になったと喜ぶ方向にシフトしました。
よく生き残ってくれた!

マイナス感情よりは、無理やりでもプラスの方を向いた方が少し軽くなりますし楽です。万が一悪い方になったら「その時」悲しもう。分かってはいるのですが、なかなかうまく舵取りのできない自分の心。いつでもどんな時でも「どーん」と構えていたいものです。

次回の診察は2週間と3日後に決まりました。まだ胚移植の日程は決まっていません。診察をして、子宮の状態を確認し胚移植の日を決めるとのこと。
ひとまず、生き残った1つの胚、お疲れさま。よく頑張りました。(私は褒めて伸びるタイプなので、胚も誉めとこう)


胚凍結からの融解胚移植

さてさて、当初私は受精卵が胚になったらすぐに体内に移植するのだと思っていたのですが、今は違うそうです。

院長先生曰く、昔はそうしていたけれど薬を打って卵子を育て排卵しないようして採卵をした後は、どうしても子宮の戻りが悪く、周期が乱れ、この時に胚を移植しても妊娠率が悪いそうです。なので一旦胚を凍結し、子宮を休め、万全のタイミングで戻すようにしているとのこと。
なぜ胚を凍結をするのか、詳しい記事があるので参考までに載せておきます。(培養室(Lab)-浅田レディースクリニック

この後、融解胚移植の日までに3回の診察に行き、血液検査を行いました。本当は2回目の血液検査の後、胚移植の日が確定予定だったのですが、子宮の戻りが遅く、急遽3回目の血液検査後に胚移植の日が確定しました。

院長先生曰く「いいタイミング胚移植ができそう」とのこと。なんと心強い言葉。院長先生よろしくお願いします。

次回は3回目の診断&血液検査から、融解胚移植当日について詳しくお話しします。融解胚移植って具体的に何をするの?痛い?痛くない?(この流れどこかで…)
次回もお楽しみに!

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
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