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1.不妊治療⑫ 不妊生活3年目 痛い?痛くない?体外受精の「採卵」実施!

こんにちは。
ジブリ大好き「みずき杏仁豆腐」です。

前回は、院長先生に言われた自己注射や薬の服飲を、体外受精のスケジュール通り13日間行いました。13日目の夜に必ず打たなければいけない注射を無事終え、15日目についに採卵というところまで来た、というお話でした。

事前準備

<1. 注意事項(ざっくり要約)>
・採卵時には麻酔をするので、採卵当日の0時以降は絶飲食。(常備薬は少量の水て必ず服用)空腹状態ではない場合、麻酔がかかった際、吐いて窒息の危険あり。
前夜は入浴して清潔にし、十分に睡眠を取る。
口紅、マニュキアは取り、化粧はNG。(麻酔中、顔色が分かるように)コンタクトレンズ、メガネは処置中外す。
・採卵後は麻酔から覚め、状態を確認した上で帰宅(採卵後4時間程度を安静時間とする。個人差あり)
・当日は、自分で自転車、車等、運転は絶対にNG
・当日は、子ども連れNG 

<2. 当日持ち物(ざっくり要約)>
・生理用ショーツ
・夜用ナプキン(2〜3枚)
・飲み物(お茶、スポーツドリンク等)
・メガネケース(メガネを使用の方)
・同意書(未提出の方)

※ 採卵中に着るものは貸すが、ショーツ、ブラジャーを外してもらうため、キャミソール・タンクトップ等を着用にて来院する。
※ 処置中は荷物を置いたベットを離れるため、貴重品ロッカーを利用する。

前夜に注意事項を確認しながら、持ち物を準備します。0時以降は絶飲食なのと採卵時間が午前の早い時間のため早めに就寝しました。

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採卵日当日

<採卵前>
夫に出発する直前に精子を容器に入れたものを預かり、平日だったので私一人で電車にてクリニックに向かいます。クリニックに到着したら、精子の容器を受付の方に渡し、トイレを済ませ、血圧測定・体重測定を済ませて待ちます。さすがにドキドキしてきました。

ベッドに案内され、背術中に着るものを渡され、中にキャミソールのみを着て看護師さんの声が掛かるまでベットにて待ちます。貴重品をロッカーに入れ忘れたので、着替える前に慌てて入れに行きました。(帰るとき忘れないようにしないと)

しばらくすると胚培養士さんが来られ、「採取した卵子の数」と「精子の状態」によっては「体外受精」と「顕微授精」両方実施するとのこと。その確認でした。

・「体外受精」と「顕微授精」の違い

体外受精では受精させるための精子を卵子が入った培養液に加え、その中の1個の受精できる条件を満たした精子だけが受精しますが、顕微授精ではただ単に元気に運動している形が正常な精子を1個捕まえて、受精させる精子として選択するのです。現状として、この選んだ精子がベストな精子かを明確に検査することができません。(引用:一般社団法人 日本生殖医学会 顕微鏡受精とはどんな治療ですか?より一部抜粋)

「もし顕微授精となると、さらに追加金額が掛かる」とも言われました。これはもう金額どうこうと言うより、専門の方がより良い方法でやってください、としか言えないので「わかりました」と了承しました。
元より院長先生から「精子の状態から見るに、恐らく顕微授精になる可能性が高い」とは言われていたので追加金額については良いのですが、今回このような提案があったということは、精子の質が向上し期待できるかもしてないと少し気持ちが楽になりました。

その後看護師さんに声を掛けられ、下着(私は生理用ショーツを持ってなかったので)とナプキンを渡しました。
今回は全身麻酔なので、右手の静脈に点滴をセットされ、いよいよ処置室へ向かいます。いつもの足が開く台に横になり「点滴に麻酔を入れますね」との院長先生の声を聞いたのが最後で、それから私の記憶はありません。

<採卵後>
気付けば荷物を置いたベッドの上に寝ていました。
パンツを履いた状態で。このために下着とナプキンを渡したのか、と納得。
この時、少しぼんやりしていたため時間を把握していなかったのですが、恐らく30分くらいの処置だったように思います。

特に痛みや目眩やむかつきなどもなく、思考もはっきりしていたのですが、電車で帰るなら2時間ほどは安静にと看護師さんに言われました。

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採卵の結果

しばらくすると胚培養士さんが来られ、採卵の結果を教えてくださいました。

採卵できたのは17個。

精子凍結保存していたもの全て(3本)解凍し、当日持参した精子と共に使用した。

・精子の状態を確認し、最終的に当日持参した精子が一番良かったためそちらを実際に使用した。

・一番良い精子を使用したが「体外受精」ができるほどの質ではなかったため、全て「顕微授精」で実施した。

とのこと。
この時思ったのは、採卵17個って多いのかな、少ないのかな。と、精子凍結保存にお金かけたけど意味なかった?でした。精子凍結保存に関しては、たまたま当日持参した精子が良かっただけかもしれませんが。

服を着替え、また横になりしばらくぼんやりしていましたが、もう大丈夫そうなので1時間ほどで帰る旨を看護師さんに伝えました。(どんだけ早く帰りたいんだと若干呆れられていたような。本当に大丈夫?と念押しされました)他にも採卵をされている方が何人かおられたのですが、みなさま車で旦那さんに迎えに来てもらう感じだったので、余計に心配をかけたのかもしれません。トイレに行くと少し出血したものの、もう止まっているようなので安心しました。

<採卵後の注意>

出来る限り安静。激しい運動は控える。
食事の制限は特になし。
・当日は感染予防のために入浴は控える(シャワーは可)
夫婦生活は一週間程度控える。
・帰宅後に出血量の増加、38℃以上の発熱、腹痛の増加があった場合、必ず連絡。

と看護師さんに告げられ、私の体外受精のための採卵は終わりました。

 

まとめ

さて、その17個の卵子たちはどれだけ受精卵になり、胚になり、胚凍結ができるのでしょうか。
17個の卵子たちがどれだけ受精卵になったのかは【次の日】に。どれだけ胚凍結保存ができたかは【6日後】に、胚培養士さんから連絡が来るそうです。

もうこれは祈るしかありません。夫の精子よ、私の卵子よ、頑張れ。

 

次回はついに、受精卵になった個数、胚凍結保存できた個数が判明!もうドキドキしすぎて魂が半分口から出ている私は現実を受け止められるのか。
次回もお楽しみに!

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
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