ベルヴェデーレ宮殿(Schloss Belvedere)下宮(Unteres Belvedere) 🇦🇹
お昼ご飯をいただいた後は
ベルヴェデーレ宮殿の下宮へ…
上宮から庭園をはさんで北側に位置する
下宮(Unteres Belvedere)は
1714年から1716年にかけて建てられました🇦🇹
華やかなパーティーが開かれるなど
社交の場として使われていた上宮とは異なり
下宮には歴代皇帝が収集した美術品が収蔵されていましたが
1891年…
それらの美術品が美術史美術館に移され
一時期は居城として利用されていたそうです…♪
現在は「中世とバロック美術館」として使われています🎨
中に入ってみます…✨
豪華なシャンデリアがキラキラと輝く
「グロリエッテの間」✨
ウィーンでは18世紀初頭
壁や天井をグロテスク模様で飾るのが一般的でした
画家ジョナス・ドレントウェット(Jonas Drentwett)によって手掛けられた広間には
天井には四季の装飾が施され
壁の四隅は金色のエレメントが飾られています✨
壁には
ギリシャ神話のエピソードや登場人物を題材にした「ウルカヌスの鍛冶場」や「三美神」が描かれています⚜️
「大理石のギャラリー」
「オイゲン公」の儀礼空間として利用されていた「大理石のギャラリー」
壁や天井にはオイゲン公の軍事的功績を示す
漆喰彫刻やレリーフが飾られています🗡️
「ゴールドキャビネット」
女帝マリア・テレジアによって
鏡と磁器で飾られた黄金の広間…
部屋一面に張り巡らされた鏡と
黄金の装飾が見事です…✨
「オイゲン・フォン・ザヴォイエン」の冬の宮殿から運びこまれた装飾は
ほぼ1765年当時の状態を保っているそう…👑
漆塗りのキャビネットには
日本の風景画のような模様が…🇯🇵
宮殿の模型がありました…⚜️
エゴン・シーレやクリムトの絵画
クリムトの書簡なども展示されています…
昔はこんな風に使われていたのかしら…
豪華で華やかな上宮に比べて
落ち着いた雰囲気の下宮…
当時の王侯貴族の生活の様子が感じられる空間は…
少しだけ…
親しみやすい感じがします…💕
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