サンバの本場ブラジル・リオデジャネイロ2020 : 路上で踊った話 #1
2020年2月新コロ禍直前の
ブラジル・リオデジャネイロ。
夜、流しのタクシーに乗ろうとしたら
ヤバいことになりました。
それは...
■先輩の呼び出し
イパネマの宿。
21時過ぎ、先輩女性ダンサーからLINE。
「コパカバーナのAirbnbまで来てくれない?」
「向かいます」と即レスするも
オモテの道は大渋滞。
車では間に合わないか...
メトロ
Nossa Senhora da Paz駅から
Cardeal Arcoverde駅に向かいました。
■先輩と合流
「ごめんね。
他の二人が急に行けなくなっちゃって」
この夜はサンバチーム
Unidos da Tijucaの
路上パレード練習を見学する予定。
オモテの大渋滞は変わりません。
再びメトロで
最寄りのCidade Nova駅に向かうことに。
これが悲劇の始まりでした...
■GO TO GOTO
30分ほどでCidade Nova駅に到着。
地上に出ると辺りに漂うアジト感。
ブラジルを取り巻く
ファヴェーラの社会問題を扱った映画
『シティ・オブ・ゴッド』のようです…
駅前なのにタクシーが1台もいないし、
ひと気もありません。
誰が強盗になってもおかしくない雰囲気。
二人とも強盗被害は経験済み。
すぐにUberを手配しました。
...緊張の10分間。
"Cheguei"とUber到着。難を逃れました。
■練習会場にて
先に着いていたバテリアの3人と合流。
が、練習はまだ始まらない模様。
22時開始予定で、もう22時半なのですが...
グッズショップを見ることに。
▼こういう際どい衣装も売っていました!
ショップを出ると
結構な数の人が集まってきています。
露店も出てお祭りみたい。
■練習開始
バテリアの演奏が始まります。
音が迫ってきます。
これが音圧というやつなのでしょうか。
身体が勝手に動き出します。
静止している方が不思議なくらいに感じました...
練り歩くこと数時間。
時刻は深夜2時過ぎ。
みなクアドラ(室内練習場)に入っていきます。休憩みたい。
...ゆるりと30分。
みなビール片手に
串焼きを頬張ってダべっています。
いつ練習は再開なのでしょうか...
ゆるい雰囲気のなか眠気が襲ってきます。
日本との時差12時間。
この辺で帰ることに。
帰りもUberで。
【教訓】
夜リオの移動は
どんなに道が混んでいても
最初から車に乗ろう!
▼路上練習の様子はこちら
(つづく)
▼第2話はコチラ
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