見出し画像

サンバの本場ブラジル・リオデジャネイロ2020 : 路上で踊った話 #1

2020年2月新コロ禍直前の
ブラジル・リオデジャネイロ。
夜、流しのタクシーに乗ろうとしたら
ヤバいことになりました。
それは...

■先輩の呼び出し

イパネマの宿。
21時過ぎ、先輩女性ダンサーからLINE。
「コパカバーナのAirbnbまで来てくれない?」

「向かいます」と即レスするも
オモテの道は大渋滞。
車では間に合わないか...
メトロ
Nossa Senhora da Paz駅から
Cardeal Arcoverde駅に向かいました。

スクリーンショット 2021-06-08 22.11.09
リオのメトロ路線図

■先輩と合流

「ごめんね。
他の二人が急に行けなくなっちゃって」

この夜はサンバチーム
Unidos da Tijucaの
路上パレード練習を見学する予定。
オモテの大渋滞は変わりません。
再びメトロで
最寄りのCidade Nova駅に向かうことに。
これが悲劇の始まりでした...

■GO TO GOTO

30分ほどでCidade Nova駅に到着。
地上に出ると辺りに漂うアジト感
ブラジルを取り巻く
ファヴェーラの社会問題を扱った映画
『シティ・オブ・ゴッド』のようです…

画像1
『シティ・オブ・ゴッド』の少年ギャングたち

駅前なのにタクシーが1台もいないし、
ひと気もありません。
誰が強盗になってもおかしくない雰囲気。
二人とも強盗被害は経験済み。
すぐにUberを手配しました。

...緊張の10分間。

"Cheguei"とUber到着。難を逃れました。

■練習会場にて

先に着いていたバテリアの3人と合流。
が、練習はまだ始まらない模様。
22時開始予定で、もう22時半なのですが...

グッズショップを見ることに。

▼こういう際どい衣装も売っていました!

画像2

ショップを出ると
結構な数の人が集まってきています。
露店も出てお祭りみたい。

■練習開始

画像7

バテリアの演奏が始まります。

画像7

音が迫ってきます。
これが音圧というやつなのでしょうか。
身体が勝手に動き出します。
静止している方が不思議なくらいに感じました...

画像9
踊る地元ダンサーたちの輪に飛び入り参加

練り歩くこと数時間。
時刻は深夜2時過ぎ。

みなクアドラ(室内練習場)に入っていきます。休憩みたい。

...ゆるりと30分。

みなビール片手に
串焼きを頬張ってダべっています。

いつ練習は再開なのでしょうか...

ゆるい雰囲気のなか眠気が襲ってきます。
日本との時差12時間。

この辺で帰ることに。
帰りもUberで。

【教訓】

夜リオの移動は
どんなに道が混んでいても
最初から車に乗ろう!

↓にスクロールすると《音声📣》が流れます。

▼路上練習の様子はこちら

(つづく)

▼第2話はコチラ

リオのガイドします✋
▼DMお待ちしています(Instagram or Twitter)