図書館とマーケティング
「図書館もペルソナを決めるべき」
広報誌を担当して、上長にこう提案してみた。
公共施設あるあるの「利用者は老若男女のみんな」のポリシーから、誰にも届かない広報誌が10年続いていた。
ちょうど私が転職したタイミングで、月刊から季刊になると話していたので、見直したいと提案しました。
マーケティングが全く関わらなかった業界だからこそ、取り入れていくことでさらなる発展があると思う。
「ターゲット🟰みんな」の意識があると、どうしても一部の人に届けるマーケティング思考が受け入れられにくい。
しかし、万人に愛されるショップもちゃんとマーケティングは取り入れている。
例えばユニクロは、学生も大人もファミリーもお年寄りも購入する。公共事業のように全ての層をカバーしているお店だ。ここにもしっかりマーケティングがあり、ターゲットがあり、ペルソナが存在している。だから新しい人を取り込めるし、ずっと利用されるお店でいられる。
アパレルのようにウィメンズ、メンズ、キッズと分けられなくても、児童と一般図書の区別はあるし、門ごとで読み手も違う人が予想できる。
細分化しターゲットやペルソナを複数用意することで、読みたいと思う人を増やし使いやすい図書館になるのではないかと思う。
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