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社会

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2020年4月の記事一覧

織田信長、徳川家康、豊臣秀吉に見るビジネスリーダーに必要とされる力 Vol1

ビジネスという観点から、信長、秀吉、家康の在り方を考えてみた。 1つの組織を作るとき、その組織のリーダーに必要なのは、この信長、秀吉、家康の持つ3要素が絶対的に必要なのではないかと思う。 この3要素がもし、1つの組織を束ねるリーダーにないのなら、その組織を構成する構成員が持てば、その組織というのはとても強いものになると考える。 織田の様な一見冷酷とも思える在り方。これは組織にとってなくてはならない力だったりする。この何に対しても情というものを挟まない在り方。情に流されて

何故、私たちは創るのか?(合理主義に対する戦い)

何でもかんでも、こうだ!と決めつけ、これが正しいと押し付ける合理主義的な考え。それに反抗する為に私たちは表現という武器を持つ。 合理主義というものに、納得できないから、私たちは表現を持って戦う。 真実は1つだけではないという事を知らせる為に、私たちは絵を描き、歌を作り、そして文章を書く。 表現する事を通して、私たちは合理主義的な世界と戦おうとしている。 これはこういうものだ!という事に納得できない。だから、私たちはその何処からも出る事の出来ないそのエネルギーを表現とい

狂ってるのは私か?それとも世界(皆)か?

人間ってのは、何か危機的な事があったり、辛く悲しい事があったりすると、何かと愛という名の元に1つになろうとする。 これが、私からすると胡散臭く感じてしまう。こういう時ばかり、皆で一つになって、愛だのなんだのって言われると、なんか人間ってくだらねえって思ってしまう。 こういう時ばかり、愛だの、共感だの思いやりだのそう言われると、私の心はますますすさんだ気分になる。 いつも愛など持っていない人たちが、何かあれば人の文句ばかりいっている人たちが、こういう時ばかり、人を思った行

安心を買い求める不安な心

今私たちは強い不安の中にいる。だから、少々高いお金を払ったとしても、何処かに安全といわれるものが売っていれば、それを自分の為に買ってしまう。 私たち人間というのは、常にこの安心というものを求める。 不安になればなるほどに、私たちは盲目的にこの安心と言われるものに飛びつく。安心が欲しくて欲しくて仕方がない。とにかく自分の安全を保障して欲しくて私たちは仕方がない。 私たちは毎日何らかの不安をこの胸に抱いている。それは仕事の事であったり、人間関係の事であったり、自分の人生の事

人間が企む人間の野獣化計画

不安によって、私たちはより強烈に結びつく。不安というものを互いに共有する事で私たちはより強固に結びつく。 人々が同じ不安や恐怖というものを皆で共有した時に、そこには恐ろしい力が生まれる。 この不安を共有した者たちが作り出す力というものは、盲目的でとても恐ろしい。 不安を共有した人たちが持つ意識というのは、自分たちは正しいという意識。この意識が大勢の人間の間で共有された時、そこには正しい人間と正しくない人間というものが生まれる。 不安を共有した人間というのは、ある種特権

考える事をやめた時、私たちは悪になる

一人でいると色々な事を考えてしまう。だから、外に出て色々な人と会う。そうする事で、色々な事を考えなくて済む。誰かといれば、余計な事に自分の頭が振り回されなくて済む。 私たちは、自分の思考や感情というものに、自身が振り回される事を極端に恐れている。自分の思考や感情というものに、自分が支配されてしまうと、それを自分ではどうにもコントロール出来ない。それが怖くてたまらないから、私たちは自分でも知らず知らずの内に、自分の思考や感情というものを避ける様になっていく。なるべく何も考えず

思考し続ける事で私たちは人間になる

私たちは色々な事を考えようとしない。何で?どうして?と考えようとしないし、それについて調べようともしない。 皆がこれが良いと言えば、それに右にならえで、そのものに何か疑問を持つ事もない。何か疑問を感じていたとしても、そこにある全体的な考え方に飲み込まれてしまって、私たちは考えるという行為を奪われる。 私たちは日々、自分で考えるというその行為を色々なものによって奪われ続けている。一体何で?どうして?と考えるという事が今は出来ている。でも、これからは、そうやって、自分の頭を使

MATRIX 私たちは幻想の中

stay at home。そう言われ、私たちは行動を大きく制限され、そして色々な意味でこれから自粛を求められる。でも、この自粛に私たちは一体いつまで耐えられるだろうか? 家にこもってこういう時ほど、自分を内省し、そして新しく目覚めるべきだ!なんていわれるけれど、そもそも、私たちは自分と向き合いたくないから、外に外出するのだ。 自分の心となんて向き合いたくない。そんな事をしてしまったら、自分を保つ事が出来ない。その苦しみで自分が潰れてしまう。だから、そんな自分から目を逸らす

人類最大の過ち

本物の賢者というものは、この輪の中を誰よりも長く走ったハムスターではない。 この輪の中で何か特別なポーズをとる事が出来るものでもない。 この輪の中を効率よく走ったものでもない。 たくさん走って、身体が大きくなったハムスターが賢者であるという訳でもない。 本物の賢者というのは、この輪の外に出て、クルクルとこの輪の中を走る多くのハムスターを俯瞰してみているものだ。 本物の賢者とは、輪、それを超越した所に立ち、人間の哀れさを嘆きながら 今日も生きている。 人類最大の過

もうそろそろありのままでいいじゃないか

自分が発信したい事があるのなら何も隠さずにそれをそのままに発信したらいい。なのにどうして私たちはそれを躊躇し、あれこれ自分をデコレートするのだろう? 批判されるのが怖いのか?それとも変な事に巻き込まれる事が嫌なのか?何かに自分が悪用でもされるんじゃないかと不安なのか? 不安な事ばかりかんがえていれば、私たちはせっかくのチャンスをみすみす失う事になる。 私たちは何に恐れているんだろう?自分を発信する事は本来何も恐ろしい事ではない。それが自分であるのならば、その自分を大いに