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シンデレラ  私たちは完璧なものに嫉妬する生き物

これがよくない、あれが良くないと言って、私たちは他人を批判してその人を潰そうとする。その人から、その人らしさを奪おうとする。 これが良い。あれが良い!といってその相手を肯定し、その人を潰すのではなく活かそうとする人が本当に少ない。 あれは駄目、これは駄目、直しなさい!形を変えなさい!とそういう人はたくさんいる。でも、何も直す必要なんかない!そのままでいい!とそう言ってくれる人は少ない。 何故、私たちはありのままを否定され、変更を余技なくされるのだろうか?私たちは完璧な姿

甘くて優しい芳醇な香り漂うマイルドな嘘

みんなそうしなければいけないから、そうしている訳で、もしそうしなくてもいいのなら、そうしない。 みんな自分がしたくて~している訳じゃない。それをしなければならないからしてる。なのに、それをあたかも自分がしたいからしてるという言葉に置き換える。どうしてそんな風に言葉を自分に都合よく置き換えてしまうのか? しなければいけないから、している訳で、それは別に自分が望んだことじゃない。そうはっきりと言ってしまえばいいと思うけれど、何故か、皆それをしようとしない。 そんな事を言った

自分を守るために自分にかけた魔法の話

よくよく考えてみると、いかに自分がこの現実を自分に都合よく書き変えてしまっているかに気付く。 これまで自分に起こったこと、それを時系列的に正確におっていけば、そこに在った事実と今自分が事実としているものが全く違うという事に気づかされる。 私たちは、これまでに自分に起こった不都合な事、それを自分の中で上手く書き変えるシステムみたいなものを自分の頭の中に持っているのかもしれない。 物事をそのままに、ありのままにみるということ。それは大変な事で、実際にそのこれまでの自分に起こ

誰かに負い目を感じていない?

誰かに対して何か負い目(罪悪感)を感じていると、わりと簡単にその誰かの思うように動いてしまう自分がいる。 心の中に、その人に対して悪いことしてるなーって思いが少しでもあると、人間って不思議なもので気づいたら、その人の言いなりになって動いてしまっていたりする。 この人のために何かしてあげよう!とそう思ってした後に、自分が自分の中にある罪悪感によって無意識的に自分の行動が誘発されていたことに気づく。そして、その相手の思うがままに自分が上手くコントロールされていた事に気づく。