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#感情

相手の心が歪んでいれば、どれだけ親身になって話したって無駄。まずは心の歪みを当人が自覚しない限り・・・。

何を言っても、皆、自分に都合よく全てを解釈するんだったら、他人が、何かをいう意味なんてもしかしたらないのかも知れない。 人間ってのは、誰しも、考え方や物事の捉え方に何らかの偏りがある。その偏りがある人に、何かを話した所で、その人はその偏った価値観で、こちらの言う事を捕らえる訳だから、こっちが思っている事がまっすぐには伝わっていかない。 そうなると、何をいった所で何の意味もないんじゃないか?と思えてくる。 人間ってのは、結局自分に都合のいい事しか耳に入ってこない生き物。も

あれもこれも全てを完璧にこなす事でしか愛されない私、関心を持たれない私。

こうしなきゃ、ああしなきゃというものを全部手放したら、私たちはどれだけ楽になるんだろうか? 毎日、毎日こうしなきゃ、ああしなきゃって事で頭が一杯で、時間があっという間に過ぎていく。夜になって、あれも出来たし、もっと、時間を詰めればこれも出来たと強い罪悪感を抱いてへこんでしまう。 私の人生とはいつもこんな感じ。 毎日、毎日頭の中はしなければいけない事で溢れかえっている。でも、その全てを一日の内に消化できるわけではない。だから、やらなくてはいけないと思っている事は自分の中で

自分の感情に寄り添い、理解する勇気を

何故、考えない?何故、考えようとしない?考えるという事を放棄するから、私たちは感情の奴隷になる。 自分の主導権を感情に握らせてはいけない。今こそ、しっかりと自分の考える力を持たないといけない。 感情のままに、振舞ってはいけない。感情に自分が飲まれてはいけない。 思考する事をあきらめてはいけないし、捨ててもいけない。 常に、自分について考え続けよう。子供に怒りをぶつけてしまった時、自分の大切なパートナーや、家族に心無い言葉を言ってしまった時、そう言った時は、何故、自分が

ネガティブ、それは慈悲深い高貴な光となる。

ネガティブ、それは必ずポジティブに転化させることが出来る。 ネガティブなものは、その姿をいかようにも変える事が出来る。変幻自在。 自分の中にネガティブなものを抱えているというのなら、それは宝の持ち腐れ。ポジティブなものというのは、もうそれ以上変化する事はない。でも、ネガティブなものというのは、何処までも無限にその中に変化の可能性を秘めている。 ネガティブなものの中で苦しんで、苦しんで、そこにずっとしがみついて、その中にあるものをしっかりと目を凝らして見つめるのなら、その

親の為に子は笑い、そして自分を失う

親の為に私たちは笑う。特に何もおかしくもない事でも、愛想よく笑顔を振りまく。 何も嬉しくない。何も楽しくもない。でも、一生懸命笑って、面白いという振りをする。何故、そんな事をするのか?と言われれば、親がそうした事を私たちに強要するからだ。 自分のしたことを認めて欲しい親は、いちいち自分のしたことに対して私たちから、ポジティブな反応をもらおうとする。 何も面白くないし、楽しくもない。でも、それが自分の親が計画、発案した事である場合、その全てに私たちはポジティブな反応を求め

昨日の友は今日の敵

昨日の友は今日の敵。これは、今まで親しかったものが、敵対してくる様になる事のたとえ。人の心は変わりやすく、人が集まったり離れたりするのは、あてにならないということ。 毎日、毎日いろいろな人の話す事を聞いていると、私たちが持っている人に対する評価なんてものは、全くもってあてにならないものだとそう感じてしまう。 今の今まで、かわいいかわいいとそう言っていたものも、そのものが何か自分に不都合な事を言ったり、したりすれば、その人の評価は一気に逆転し、これまでかわいくて、いい子だと

甘くて優しい芳醇な香り漂うマイルドな嘘

みんなそうしなければいけないから、そうしている訳で、もしそうしなくてもいいのなら、そうしない。 みんな自分がしたくて~している訳じゃない。それをしなければならないからしてる。なのに、それをあたかも自分がしたいからしてるという言葉に置き換える。どうしてそんな風に言葉を自分に都合よく置き換えてしまうのか? しなければいけないから、している訳で、それは別に自分が望んだことじゃない。そうはっきりと言ってしまえばいいと思うけれど、何故か、皆それをしようとしない。 そんな事を言った

自分を守るために自分にかけた魔法の話

よくよく考えてみると、いかに自分がこの現実を自分に都合よく書き変えてしまっているかに気付く。 これまで自分に起こったこと、それを時系列的に正確におっていけば、そこに在った事実と今自分が事実としているものが全く違うという事に気づかされる。 私たちは、これまでに自分に起こった不都合な事、それを自分の中で上手く書き変えるシステムみたいなものを自分の頭の中に持っているのかもしれない。 物事をそのままに、ありのままにみるということ。それは大変な事で、実際にそのこれまでの自分に起こ