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#note

あれもこれも全てを完璧にこなす事でしか愛されない私、関心を持たれない私。

こうしなきゃ、ああしなきゃというものを全部手放したら、私たちはどれだけ楽になるんだろうか? 毎日、毎日こうしなきゃ、ああしなきゃって事で頭が一杯で、時間があっという間に過ぎていく。夜になって、あれも出来たし、もっと、時間を詰めればこれも出来たと強い罪悪感を抱いてへこんでしまう。 私の人生とはいつもこんな感じ。 毎日、毎日頭の中はしなければいけない事で溢れかえっている。でも、その全てを一日の内に消化できるわけではない。だから、やらなくてはいけないと思っている事は自分の中で

自分の感情に寄り添い、理解する勇気を

何故、考えない?何故、考えようとしない?考えるという事を放棄するから、私たちは感情の奴隷になる。 自分の主導権を感情に握らせてはいけない。今こそ、しっかりと自分の考える力を持たないといけない。 感情のままに、振舞ってはいけない。感情に自分が飲まれてはいけない。 思考する事をあきらめてはいけないし、捨ててもいけない。 常に、自分について考え続けよう。子供に怒りをぶつけてしまった時、自分の大切なパートナーや、家族に心無い言葉を言ってしまった時、そう言った時は、何故、自分が

豚に真珠 猫に小判

自分の身を守るために、豚になった人間が 一体人間の何を説こうというのか? 自分の魂を売った人間に、人間が何たるかを何故解く事が出来るのか? 心を失くした人間が、一体人間の何を語ろうというのか? 人生に喜びを見出せない人間が、いかにして人生の喜びを他者に伝える事が出来るのだろうか? この世界はあまりにも矛盾している。 笑顔を知らない人間が、一体どうやって笑顔とは何たるかを伝える事が出来ようか? この世は、あまりにも矛盾している。 自分を知らないものがいかにして、

甘くて優しい芳醇な香り漂うマイルドな嘘

みんなそうしなければいけないから、そうしている訳で、もしそうしなくてもいいのなら、そうしない。 みんな自分がしたくて~している訳じゃない。それをしなければならないからしてる。なのに、それをあたかも自分がしたいからしてるという言葉に置き換える。どうしてそんな風に言葉を自分に都合よく置き換えてしまうのか? しなければいけないから、している訳で、それは別に自分が望んだことじゃない。そうはっきりと言ってしまえばいいと思うけれど、何故か、皆それをしようとしない。 そんな事を言った

子供とゲームの関係

一日中ゲームに没頭している子供に聞いてみた。何故、そんなに一日中ゲームをしているのか?と。その子から帰ってきた言葉は意外なものだった。 つまらないから。 楽しくてゲームをしているとそう思って大人は子供を見ている。でも、その大人の見方がどうやら違った様だ。 子供は楽しいから、ゲームをしているのではない。何も面白い事がない。楽しい事がない。だから、ゲームにすがるしかないのだ。 つまり、ゲームで自分の中にある寂しさを紛らわせているという事になる。 子供にとってゲームという