やる気があるフリータイム
暇な日、何もしなくてもいい日。
そんな日ほどやる気に左右される時間は他にないと思っている。
誰かに指示されることも、締め切りに追われることも、何にもない時間。
自由だからこそ、やる気(気力とも言い換えられる)の有無で過ごす時間の濃度が変わる。
やる気がない日はゆったりとした映画やストーリーなどあってないようなギャグ漫画しか入ってこない。
だからこそ、気力がある暇な時間は重ための漫画や本、ゲームだったり、難解なミステリー小説を読んでみたりすることにしている。
といっても、タスク化するのは嫌なので気が向いた時に、という感じ。
これってきっと私の中のバロメーターのひとつになっている。
例えば、"暇な時ずっとYouTube流してぼーっとしてたな"みたいな時は気力が体力に追いついてないな、地元の友達とご飯でも行こうかな、とか。
例えば、"バスカヴィル家の犬''を読みながら寝落ちしてしまっていたら、気力に体力が追いついていないから、少し予定をセーブしておこうかな、とか。
こういったバロメーターを自分の中に持っているだけで少し生きやすくなる気がしている。
実際、上記のように対処していればバランスが取れることも多い。
ダメでも向き合って考える機会をつくること自体が重要だと思う。
そして今日のフリータイムは"NieR Automata''というゲームをしていた。
今日は気力がある日。
このゲームにはいろんな事を考えさせられる。
映像も音楽もキャラクターも動作や戦闘シーンのアニメーションも全てのクオリティが最高なのに加えて、ストーリーまで素晴らしい。
というかストーリーはずば抜けてレベルが高い。進めていくにつれ暴かれる哲学的で人間的で、皮肉さえ感じる矛盾した世界。
ゲームのストーリーに泣かされることなんてそうそうない。
好きなものについては語りたくなるけどNieRの詳しい話はまたいつか。
今日の本題はやる気について、危うくすり替わるところだ。
何もしていないのに休日が終わってしまうと罪悪感や虚無感を抱く方には是非一度視点を変えてみてほしい。
無駄な時間ではなくて自己のメンテナンスに必要な時間。
そう考えるだけですこし心が軽くなるから。
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