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みずきの読書感想『アーモンド』

2020.8.28

おはようございます。公園や公共施設で運動をする際、僕は「無料ジム」と響きよく言っていたのですが、今日、改めて友達が言っていたのを聞くと確かに響きがいいなと思った20歳大学生です。 #確かにいい #懸垂ができれば充分

さっそく今日は、noteのお題企画、 #読書感想文  に挑戦してみたいとおもいます。読書感想文は中学校ぶりで、なにか新鮮さを感じます。自主的にやる読書感想文ってなんかワクワクしますね。 

今だからいえる話があって、中学生のころ読書感想文が面倒で、コピペして提出したら、見事に友達と内容が丸被りで…   先生に思わず「一緒にやりました!」と言って、難を逃れた記憶がございます…(笑) #今は読書大好きです

ここからは真剣に、僕なりの感想文を書こうと思います。少しながら、どうぞお付き合いください。

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「アーモンド」

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プロローグ

「僕には、アーモンドがある。あなたにもある。あなたの一番大事な人も、一番嫌っている誰も、それを持っている。誰もそれを感じることはできない。ただ、それがあることを知っているだけだ。」

最初の文章から考えさせられました。生き物、人間には脳に「扁桃体」と呼ばれるアーモンドの形をした器官があります。

そのアーモンドというものは、恐怖や怒りを活性化させる機能があり、つまり感情に大きく関わってくる器官なのです。

感情を感じられず他人の感情もわからない、主人公ソン・ユンジェ。そして物心もつかないうちに親とはぐれて不良少年になったゴニの、2人の少年の成長物語でした。

自分の感情が分かり、他人の感情もわかる、これが普通の人で、当たり前だと思っていた。

でも、「みんな違ってみんないい

やりたいことは一人一人違うし、個性も違う。

主人公ソン・ユンジェに例えるが、これも個性。相手を「受け入れる」ことの大切さを理解できた小説でもありました。

相手の気持ちを理解することは、相手のことを知りたいという目的があって生まれることであって、

それができて、信頼に繋がるんだと思います。

不良少年のゴニは、最初一方的にユンジェをいじめていました。本当はユンジェに興味を持っていたからという目的があって、いじめるという手段をとっていたと僕はそう捉えます。

ユンジェがその目的を知り、逆にユンジェから話しかけてゴニと理解を深め、関係を築いていくシーンはとても良かったです。

正直終始強烈でした。喜怒哀楽の表現ができないユンジェを想像するだけで感情移入してしまうし、

不良少年ゴニも一緒に成長する姿がとても頼もしく、最後は特に感動的でした。

想像したり、自分の立場に変えてみると、より客観的に物事を考えることが大切だと強く思った一冊です。

終わります。


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