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(今日のつぶつぶ)された覚えが無い事を、実践するのは難しいと思った話。

イマドキ部下を導くためのポイントを研修で教わりました。
「出来ない部分を指摘して直すのでなく、出来ている部分や取り組んだ姿勢を認めてあげましょう」とか、「やり方を教えるのでなく、自ら考えて行動できるように寄り添ってあげましょう」とか。

言ってる事は分かるけどさ……!
じゃあ具体的に毎日毎瞬どんな風に会話を交わして、期限を過ぎて未完了の業務をどう指摘すればいいの、と頭を抱えた私の内側には、出来たことを認めて伸ばしてもらった経験が本当に無くて、途方に暮れております。


ダメ出し、否定、理由を聞かずに却下、無駄な事をするな口を出すな、頑張りすぎるなと言われた経験と、なにくそと頑張り続けた経験ならいくらでもあるのだけれどなあ。

* *

会社が本格的に社員教育に乗り出し、新人指導役の人向けの研修が必須となりました。そこで聞いたのが、冒頭の「寄り添う上司」の在り方。
コーチングもそうだけれど、こういう在り方のお話しって、聞いている時は素晴らしいって思うんですよね。


自分もそうやって上司に接してもらいたい。改善を提案するたびに理由も聞かずに却下するんじゃなくて、まず提案した姿勢を評価して欲しい。そしたら、もっとやる気になるし頑張るのにって思う。
だけど、自分が実践する側に立たされると、なかなかハードルが高いんです。だって、自分の中にロールモデルとなる経験が無いんだもの。


部下に声を掛けようと思う度に、迷いでフリーズしてしまう。
認めるのと褒めるのと、おもねるのと、私がしようとしている事はどれなんだろう。DoじゃなくてBeを見ようって、このシチュエーションの場合はどこを取り上げればいいんだ。

知識と実践の深い狭間。されたことが無い事を、誰かにするって難しい。
でも、出来るようになりたいなあとも切に思う私もいるわけで。


他人から与えてもらった経験が無いなら、自分がどんな風に声をかけてもらえれば嬉しいのか、そこから想像するしかないのかな。まず自分で自分を認める事が、最初の一歩だな、

と結論付けた水曜日。さあ今週も残り二日。自分で自分を労わりつつ、もうひと踏ん張りです。



* * note更新のハードルを下げるため、つぶつぶ言語化の練習中。

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