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自分自身のこと

27歳、会社員。好きなことは旅行。趣味特技、特に無し。
毎日朝から晩まで仕事をして、休みの日は、昼まで寝て、遅くに起きて、ぐうたらするか、友達とご飯に行く。
家族に電話したり同期の愚痴を聞いたり、そんなありふれた日常を送っている、ただのOLである。

そんな日常の中で、私は時々、今なぜ働いているのだろうかと、ふと我に立ち返ることがある。
もしかすると、私だけではなく、
それこそ、今働く、全ての人が思うことなのかもしれない。
そんなこと愚問なのはわかっている。

しかし、なぜ働くのか、何のために働いているのか、実際考えていない人は多いのかもしれない。むしろ、そうやって生きていることが当たり前になっている。

私は自分のことを考える時間を持とうとせず、結局逃げている。
考えるということにちゃんと向き合わないといけないのはわかっているが、日々の忙しさのせいにして、結局向き合えぬままだ。

いや、違う。おそらく向き合うということから逃げて、自分の人生こういうものだと言い聞かせているのかもしれない。

それはなぜか。

人生に向き合うことが怖いからだ。

自分の目標、夢を優先した時、
きっと今の生活はできなくなる。
家族も不安にさせる。
そんなことを考えていたら、
私は結局、自分の人生を考えられなくなった。

1番は自分が生き生きと楽しく生きることが大事なはずなのに、結局私は何もかも失うことが怖いのだ。

『自分の人生を生きなさい』
私にある人が言った。
どうやって生きればいいの?
その問いの答えは私の中にあるはずなのに、
あと一歩が踏み出せないのだ。

誰しもこのような状況はありうると思う。

今の自分と天秤にかけた時、
リスクを冒さないようにしてしまうのは
人間の真理だ。

しかし、きっとこの先、年を取るにつれ、
私は挑戦できなくなることもわかっている。

今、27歳。
何者でもない私は、
自分の人生を生きてみようと思う。


読んでくれた方ありがとう。

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