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いえす!いえす!いえす!【アメリカ編2】

みずき少年「いえす!いえす!いえす!(ニコッ)」
店員さん「・・・・(ん?まあいっか)。」←そんな顔。


ほほーお。

俺の英語力も中々大したもんや、
なんてったって日本の英語授業6年間(当時は中学生から英語授業が必須でした)
大学でも英語の授業もやってるし
案外チョロいもんやなぁ。

飯に出かける時や買い物に観光も
ほぼ「いえす!(ニコッ)」そしてスマイル!
この一本勝負でそつなくこなし、

時々小さな失敗はあるけど
ほぼ許容範囲内のミスでしょう。


例えば
bacon cheese burger を
「バコン バーガー プリーズ」 で注文したり
For here or To go(ここで食べるか持ち帰るか)の
二択にもかかわらず
「いえす!(ニコッ)」の珍回答。

そらぁ店員さんもなんじゃこいつ?って顔するわな〜


またそのお世話になるゲストハウスでは
アメリカ人は勿論、西洋から中東、
南米やアジア人といった多種多様で
色んな国の方々と、毎晩一緒にお酒を飲んでは
ビリヤードやカラオケ、カードゲームをして
今まで感じたことない高揚感、充実感でした。

その充実感の中にはかなり疲労感もあり、
普段如何に脳ミソを使ってないか分かるぐらい。

うーーーん。

俺が受けてきた英語教育ってなんやったっけ?


めちゃくちゃ脳みそをフル回転させ
全力で聞き、身体全部を使って伝えていました。

勿論、片手にはグーグル先生(携帯)を握りしめ…


「いえす!(スマイル)」+グーグル先生(携帯)
しか外国人と話せる武器を所持していない為、
wi-fiが切れたらたちまちに、
全裸で、破れた布しか持っていないような
情けない気持ちになったのを覚えています。

 
そんなある日マクドナルドへ行った際、
随分と余裕も出てきて
(今思うと恐ろしい程、意味のわからない余裕ですが…)
普段通りメニューを指さして、後はいつも通りのいえすの一本勝負。

ただ店員さんのリアクションがいつもちょっと違うような…
ほんとにいいの?みたいな顔で何かを連呼しているのですが
「いえす、いえす、いえす!(ビッグスマイル)」



5分後。
ナゲット30個。



以上。

ちなみにソースもドリンク無し。




うーーーむ。奥が深い。
多分最後の質問でナゲット大好き小僧にでも見えたのか…
一体どんな会話したらただのハンバーガセットから
ナゲットだけになるよ。
それに30個も。


それから反省を活かし、
「(ちょっと困った表情で)ノー」も使い分けよう、と。


日本ですら行ったことのないサブウェイへ行く機会が後日ありました。

入店→パン選び→具選び→ソース選び→以上。
という仕組みを知らなかったその頃の私は

店員さんの何かの質問に
「いえす、いえす、ノー、いえす、ノー…」

訳もわからず答えてみる。

また店員さんはマクドナルドの時とは違った表情で
驚いた顔で何かを聞いてきている。

YES もしくは No の
二択で考えた末の答えは
「いえす!!!(ビッグスマイル)。」




待つこと30秒。


あれ?早くね?
とか思いながら受け取ったのは



パンのみ。


サラダや肉は勿論、ソースやドリンクすらない。


パンのみ。


多分最後の質問の答えは持ち帰るの?
に対して悩んだ挙句、
元気よく「はい!!!(ビッグスマイル)」
と言ったのだろう。


僕はおつかいを頼まれた小僧にでも見えたのでしょうか。


パンのみにもかかわらず、
ご丁寧に包まれてる。
持ち帰ろう。



…パン。


…へぇー。これがアメリカのサブウェイかぁ。


美味かった。…はず。




アメリカでの日常は、
昼間は宿で出来た友達と観光、
夜は宿内で毎晩パーティが催されていました。

そんな中宿内でも飛び抜けて可愛いかったフランス人女の子に
毎晩各国の男どもが群がっておりました。

その群衆の中にちゃっかりいるのがワタスです。


「いえす!(スマイル)」+グーグル先生(携帯)
二丁の武器を携え野郎共の群衆に紛れつつ

彼女にアプローチをすること3日目。


すると…。



次へ続く〜



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こんな感じでええんかなぁ…。
当時の日記や写真を見ながら書いているので
やっぱ楽しいな、文章書くのって。
(上手い下手はともかくね)笑

ps;サポート、フォローして下さった方、
本当ありがとうございます。
書いたことも学んだこともない
ど素人の文ですが暖かい目で
見守って下さい。

(後々開花してみせるので✌️)

読んでいただきありがとうございます! ※絶対サポートしないで下さい!!! ただし1円でもサポートして下さった方にはもれなく…