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運命的な…【13フィリピン編】

※写真はパラワン島エルニドにて、何かしようとしたがグダグダになった時。

〜前回からの続き〜


小さな船に乗り込み
ライフジャケットや注意事項が話される。 

 

これまでにフィリピン留学して
きたわけやから、この程度の英語
ならちょちょいのちょい!




と言うわけにもいかずよく分からん。



所々ジョークを交えているみたいで
皆が笑ったりしているが
とりあえず周りに合わせて
笑っちゃう典型的な日本人。



そう言えば、
会社員の時も周囲の人に合わせて
愛想笑いだけが上手になっていく自分に
すげー腹立ってたのに、結局海外に来ても
一緒やねんな…



なんてことをその日の日記では書いていた

※これが後々変わってくるが、それはもう少し先のお話。



 

話しを戻し、

どこ行くのか、何時に戻ってきて
食事の説明とかあったみたいだが
十分に理解してないまま出発した。




さすがに噂以上に本当に
綺麗な海のポイントにきた。

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しばらくするとツアーガイドから

ここからはカヌーボードを使うので   誰かとペアになり2人1組でマングローブを
抜けます。だと。



ふと、小学生の時を思い出した。

先生から誰かとペアになってくださ〜い
なんて言われたら余り物になりたくなくて
必死に誰かを探してる自分がいた気がして
見つかった時の安堵感は今でも一緒だった



 

安堵感は…ね。




例の女性1人参加の方と必然的にペアになった。


これはもうなるべくして出逢う運命。




実にロマンティックな出逢い方




以前に書いた記事でも言ったが
現実はハリウッド映画のような、
月9ドラマのような、         運命的な出逢い方はない。


【旅のきっかけ】を読んでいただいた方は
ご存知の通り、ドラマや映画に物凄く
影響受けやすいわけなんす。

※まだの方は↓参照までに
https://note.com/mizuki0120/m/m780fd5afd752



そんなことは100も承知している。

けど、それでも憧れ続け、


今回もまたレオナルド・ディカプリオ主演
「ザ・ビーチ」に憧れ、



異国離れた秘境…
エメラルドグリーンの海…
白い砂浜…
青空が広がる空…
静かな波の音…

そして
ブロンドヘアーが潮風に揺れる、
水着の女性。




男ならば皆、似たような人物像が
浮かんで羨ましいと思ってるでしょう?



ところがどっこい






ペアになった女性は
オランダ人のおばあちゃん…。




息子夫妻と共にフィリピンへ
旅行に来られ、一緒に今回のツアーも
3人でご参加されていらっしゃいました。



道理で乗り込んだ際にどの人が
1人参加の人か分からんかったわけだわ。






なるほどな!


納得。納得。





「孫と遊んでるみたいだわ〜hahah」

だって。






楽しんでくれてるのなら
僕は幸せだよ。ばあちゃん。




どこからどうみても祖母と孫にしか見えず

息子夫妻も何故か俺とのペアを見て安心したのか、にっこり笑ってくれた。





レオナルド・ディカプリオには
まだなれそうにもないようで、


結局、終盤は疲れたとのことで
孫役の僕は1人カヌーボートで
マングローブ湿地帯を楽しむのでした。




〜続く〜

読んでいただきありがとうございます! ※絶対サポートしないで下さい!!! ただし1円でもサポートして下さった方にはもれなく…