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成果への最短距離はレバレッジがかかる場所を見極めることで見つけられる

物事には小さな力で大きなものを動かせる要素というものがあって、
そういうのをレバレッジと呼びます。

これは大抵の分野で何かしら存在する要素なので、
見極められるかそうでないかで得られるものや、
得られるまでの時間が大きく変わってくる。

もしなるべく短期間で望む成果を得たいと考えるのであれば、
レバレッジを見極めることは不可欠だと言っていいです。

だけど、大抵の人はレバレッジを意識すらしないし、
仮に意識しても見誤ってしまう人もいます。

例えば個人で何かしらのビジネスを運営したいと考えた時、
作業量やかける時間の量にフォーカスする人って多い。

特にある程度高いスキルや技術を持っている人ほど、
それに量をかけ合わせればリターンも大きくなると考えてたりします。

ですが、実際にはそうじゃない。

世の中には同じようなビジネスを運営している人がそれなりに多くいて、
中には数十人、数百人規模の従業員を抱えた企業だってある。

もし1人で千人以上よりうまく物事をこなせるみたいな、
圧倒的な能力があるというなら話は別ですがそうではないなら、
そんな競合を相手に量で戦いを挑んだところで勝ち目なんてないわけです。

ようは、個人のビジネス運営で量という要素は、
レバレッジにはなりえないということですね。

個人や少人数が規模の大きい相手がいる分野でやっていくなら、
小規模であれば可能で大規模では難しい要素をみつけて、
そこに全力でフォーカスする必要がある。

例えば価値観や思考傾向による誰にも真似できない差別化などがそう。

大規模な組織は資本やマンパワーなどに優れている反面、
差別化するのが難しい。

差別化するための信念やコンセプトなどを打ち立てたとしても、
それを全体で共有して行動に反映させるのが難しいからです。

対して個人や同じ価値観などを簡単に共有できる小規模な組織であれば、
そういったものを共有し行動に反映させるのも簡単。

ですから、少人数で運営するなら量などでナンバーワンを目指すより、
真似できないオンリーワンを目指すのが良いと度々お話しています。

小さな力でも大きなものを動かすことが可能になるからです。

と、こんな感じで自分がやろうとしていることのどの要素を押さえれば、
レバレッジがかかって効率よく物事を前に進めることができるか?

これは一度時間をとって考えてみてもらえると、
望む成功への最短距離が見つかると思いますよ。


では、今回はここまでです。

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