水川健人

『どんな人であれ自由な発想から不自由な現実を生きていくうえで、 最大限力を発揮しよ… もっとみる

水川健人

『どんな人であれ自由な発想から不自由な現実を生きていくうえで、 最大限力を発揮しより良く生きていけるよう活動していくために、 何にも縛られない自由な思考を形作ることができる。』 をコンセプトに日々情報発信しています。

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思考が大事という自分の理念を改めて考え直し形にしてみる

はじめにお話しておきますがこの記事は僕の理念、 情報発信とか人と関わるうえでもっとも大事にしているものを、 一度じっくり考え直してみようと思い書いた記事です。 公開することで改めてそれを大事にしていくという、 決意表明のような側面もあります。 なので、興味がないならせっかく開いてくれたのに申し訳ないですが、 閉じてもらって別のことに時間を割いてください。 読んでみようという奇特な方であれば誤字脱字や構成などは整えたものの、 基本的には考えついたことをつらつらと書いていっ

    • 才能がない人間は淘汰されるべき論について考える

      インボイス制度の発表から今日までその是非が問われ続け、 特に個人事業主からは大きな反対の声が今だにあげられ続けています。 制度の是非に関しては長くなるので触れません。 ここでお話していきたいのはインボイス制度によって、 困窮し淘汰される可能性が高い人達をまとめて、 才能がないから淘汰されるべきだという主張について。 この主張を見た時に真っ先に思ったのは、 現代権力者の増長ここに極まれりです。 というのも、この主張からはひしひしと才能ある人以外はいらないから、 社会の隅

      • 自分の中にあるプログラムを理解し修正していくことの大切さ

        人間もまた動物であり本能と呼ばれるものを無意識に持ってます。 例えば変化を好まない無意識の傾向がありますが、 これは過去少しの変化の見落としが命に直結するような時代に、 生きるために必要だったがために発達した本能だと考えられている。 他にも食べ物があれば思わず口にしてしまうような傾向、 自分が害されたと感じた時に即座に逃走か闘争状態に入る傾向など。 過去であれば命に直結するようなものから、 動物として自身を守る本能としての傾向を多数持っている。 こういった無意識の傾向

        • 変化成長という価値観は必要なのか

          一昔前まで人や社会は変化成長し続けるものという価値観が優勢でしたが、 近年になりそんなもの必要ないんじゃないかという価値観が台頭してきた。 変化や成長を目指すよりも自分が共感できるものに力を注げばいいとか、 より上や違うものを目指さなくても現状に満足できるならいいとか。 どちらの価値観の方が必要なのかということですが、 これは社会や国と個人で別けて考えるのが大事で、 前者であれば現状は必須であると思います。 世界規模で見たなら全体的に常に成長していますから、 変化成長を

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        思考が大事という自分の理念を改めて考え直し形にしてみる

          倫理や道徳の本質

          前の記事で倫理や道徳の特殊性について少し触れたのですが、 ここではそれを掘り下げてみようと思います。 ところで、あなたは倫理や道徳をどのようなものだと思ってますか? 人として歩むべきだと思う道? 社会を運営していくうえで守るべき規範? 自分を律するための基準? どれも正解ではあると思いますが本質ではないと考えている、 倫理や道徳の本質は葛藤にあると思っています。 これについて考えるためにかの有名なトロッコ問題を例にあげましょう。 ある暴走したトロッコが線路①を走って

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          AIによる政治は成立しうるのか?

          近年、政治への不信感やAI技術の発展から政治をAIに任せる、 AIに全てを判断させてそれを実践する政治形態に触れる人が出てきた。 では、実際に任せることを考えてみるとどうなるか? 人間が政治を行なうよりうまくやってくれそうな印象は確かにありますが、 現時点でのAIでは人間の代わりに政治を行なうのは不可能でしょう。 心がないからです。 ChatGPTが一般に普及しAIと会話するという体験が誰であれ可能になり、 ともすれば心があるかのように錯覚してしまうこともある。 で

          AIによる政治は成立しうるのか?

          理想を示し語ることの意味

          未来、夢、信念、思想、つまりはまだ叶わぬ理想を語ること。 現代の人はこのような理想を語ることに消極的なように見える、 そんなことより今目の前の現実の方が大事だと。 ともすれば夢想になりがちな理想を語ることに何の意味もない、 今この瞬間にできる何かについて語ったほうが合理的だと。 現実を生きるうえでそんな考え方が必要なのは確かでしょうが、 1つだけ見落としている点がある。 今生きている現実を形作ってきたのはその理想であったということです。 例えば今あなたが読んでいるこ

          理想を示し語ることの意味

          物事はそれが自然であればうまく回るようにできている

          戦国時代も終わりに差し掛かった頃。 隠居していた天才軍師黒田官兵衛は豊臣秀吉に呼び出されました。 当時、天下統一を目指していた秀吉は北条氏が城主の小田原城を、 なんとかして攻め落とそうと四苦八苦していた。 戦国の世において大いに才を振るった武田信玄や、 そのライバルとされた上杉謙信ですら、 攻め落とすことができなかった名城。 同じように秀吉も決着をつけることが難しく、 その任を最も信頼していた官兵衛軍師に依頼した。 その結果、小田原城は明け渡され秀吉は天下統一を目前

          物事はそれが自然であればうまく回るようにできている

          自由であるかどうかを判断する3つの段階

          僕は常に考え続けていることが2つあります。 1つはより良い思考を行なうにはどのようにすれば良いかということ、 もう1つは自由であるとはどういう状態であるかということです。 この2つを定めることは後悔のない豊かな人生を歩むうえで、 絶対に必須だと個人的には思っている。 この記事ではその1つである自由であるという状態についてシンプルに、 今自分はそうなれてるかを判断する3つの段階について話そうと思います。 先に結論からお話すると以下の3つです。 自らに由る状態 選択し

          自由であるかどうかを判断する3つの段階

          結果を出し続けるうえで最も重要なものは何か

          どんな分野であれ結果を出し続けていくうえで大事なものは何か? 大抵の人はうまくいく方法であると思っている。 実践すれば一定の結果を保証してくれるもの、 積み重ねれば報われる類のもの。 もちろんそれはそれで必要なものではあります。 というか、うまくいく方法というのはありふれたものです。 人は何であれ正しい方向で積み重ねていけば必ず上達する、 それを結果に結びつけるのも一部の才能を必要とする分野以外なら、 それほど難しいことではなく一定の結果は出るでしょう。 特に現代

          結果を出し続けるうえで最も重要なものは何か

          人が万全でいるには適度な負荷が大事という話

          ジョーン・ヴァーニカスさんの著書『宇宙飛行士は早く老ける』の中で、 無重力が人間に与える悪影響について様々なことに触れている。 筋肉の衰えや糖尿病などの生活習慣病を発症したりもする、 それはまるで老化による衰弱のようだと表現されてます。 無重力というとふわふわと浮いて身体的な負荷がなさそうに思えますが、 この負荷というのが実は人体の状態を整えるのに一役買っているのですね。 重力や大気などの影響の負荷がバランスを整えている、 というかむしろ逆で与えられる負荷に適応した結果

          人が万全でいるには適度な負荷が大事という話

          自分の才能を活かすを言い訳にしないために

          自分に合わないことに時間を無駄にしない、 自分の才能を活かすことに力を注ぐ。 そんなことがよく言われるようになりましたがなるほど、 自分の才能を最大限活かせるのならそれは最高でしょう。 自他ともに最大限の価値を与え豊かさに導く手伝いもできる、 有限な時間を最大限活用し悔いのない人生を送れる可能性も高まる。 それは実現すれば素晴らしいことではあるのでしょう。 ですが、この言葉に言い訳めいたものも感じるのは歪んだ見方でしょうか? 自分にとって不都合なこと、難しいこと、辛

          自分の才能を活かすを言い訳にしないために

          悩みや問題は認識次第でいくらでも変えられるという話

          学生の頃に持久走って授業でやったことありませんか? マラソン大会とかあってその練習でひたすら走らされるわけですけど、 僕はこれがすごい嫌いだったんですよ。 小学生の頃は色々スポーツをやってたんですけど体力はつかなくて、 それ以降は基本室内で過ごすことが増えたためますます体力は落ちる。 目的もなくただ走るとかほんとにきついし辛いし嫌だしで、 練習の時とか何かと理由つけて学校サボったりもした。 ですが、成長してちょっと体つきや健康が気になるようになって、 これは運動するな

          悩みや問題は認識次第でいくらでも変えられるという話

          人間は精神的に変われるのかに対する1つの結論

          僕は思考というテーマを中心に様々なことをお話してきて、 その1つとして誰でも思考、引いては生み出す脳の仕組みを理解し、 本気で変わりたいと思うなら思考的、精神的に誰でも変化成長できる。 だから、今がどうであれ諦める必要はないと話したことがあります。 この結論については今でも同じようにそう思っていますが、 ちょっと方向性が変わったところがある。 そもそも人は変われないのではなくむしろ常に変化し続けている存在です。 というのも、まず人間の肉体は細胞レベルで常に変化し続けて

          人間は精神的に変われるのかに対する1つの結論

          負の感情から開放されたいならべき基準から抜け出すこと

          怒り、悲しみ、嫉妬、憎しみ、恨みなどなど負の感情は様々あり、 ふとした時に感じてしまうものでもあるでしょう。 もしそんな感情から開放されたいと思うのであれば、 べき基準という人間特有の考え方を理解しておくのは大事。 負の感情は自分の中のべきという基準から生まれる、 より正確に言うと無意識内に形作られた固定概念です。 無意識は生来的な性質や人生の中で積んできた経験等が混じり合い、 様々なシステムを形作っていきます。 こういう場合にはこのようにするなどといった反応を自動で

          負の感情から開放されたいならべき基準から抜け出すこと

          欲望に流されることと叶えることは違う

          自分の欲望を優先することを悪いとは思いません。 個人の欲望が社会の規範とぶつかった時にどうするかなどの問題はあれど、 どれだけ高尚な理想や信念であれそれは欲であることに違いはない。 善なることをして生きていきたいというのも1つの欲望に変わりない、 人が動くには何であれ欲望が必要であり目をそらすことはできません。 仏陀のように悟りを開きでもしない限りは欲とうまく付き合い、 それをどのように扱うかを考えなければならないのです。 そのために1つだけ意識したいと思うのは欲望を

          欲望に流されることと叶えることは違う