水川健人

思考が大事だという考え方を軸に、日々考え思うことをつらつらと書いてます。

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  • 創作から学ぶ

    映画、ゲーム、漫画、小説など創作物から現実に役立つ考え方を学ぶ記事まとめ。

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    個人的に面白い、学びが深いと思えるような本を紹介していきます。

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    うまく思考するために最低限押さえておきたいポイント。

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    自身が情報発信や人と関わる際にどのような価値観を持ち、 どのような姿勢であるかを整理したきじをまとめたもの。

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    何かしら良い習慣を形作るために大事なことをまとめています。

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思考が大事という自分の理念を改めて考え直し形にしてみる

はじめにお話しておきますがこの記事は僕の理念、 情報発信とか人と関わるうえでもっとも大事にしているものを、 一度じっくり考え直してみようと思い書いた記事です。 公開することで改めてそれを大事にしていくという、 決意表明のような側面もあります。 なので、興味がないならせっかく開いてくれたのに申し訳ないですが、 閉じてもらって別のことに時間を割いてください。 読んでみようという奇特な方であれば誤字脱字や構成などは整えたものの、 基本的には考えついたことをつらつらと書いていっ

    • 継承という概念が人間にもたらした影響

      人間が生み出した重要な概念は何かと考えた時、 その1つには間違いなく継承が入ると考える。 人間個人の能力は個人差があれどたかが知れていることに変わりなく、 長くても百年そこそこ生きればこの世界を去ることとなります。 どれだけ優れた人間であっても個人でできることなどさしてない、 だけど些細なことも積み重ねていけばいずれは大きな何かを生み出し、 世界全体を大きく変えることができるのは歴史が証明している。 意志を、知識を、情報を、経験を。 よりうまく効率的に、明確に、多彩な

      • 徳を積むことの有用性を脳の機能から考えてみる

        宗教やスピリチュアル的な教えなどでよく徳の大事さが説かれる。 善行など他者や社会、環境などにより良い影響を与えることであり、 また人の目につかずに行う善行によって積まれる徳を陰徳という。 人目につこうがつくまいが誰かや何かにとってより良い影響を与えると、 それは巡り巡って自身により良いものとして帰ってくる。 だから徳を積むのは大事だよと説いてるわけですね。 とは言え、中には徳などの言葉を巧みに使って誰かを搾取するような、 どうしようもない人間がいたりするのも確か。

        • 限界値を上げるうえで大事なこと

          前の記事で限界に対する考え方や限界値の上げ方について、 ハイキューという漫画を絡めて少しお話した。 ここでは限界値の上げ方について深掘りしてお話してみようと思う。 と言うのも、人間の限界値って少し複雑な構造をしていて、 ただ訓練等を通じてできなかったことができるようになると、 それに応じて限界値が上がるという単純なものでもないと考えるから。 まず前提として人間の限界、つまり現状で出せる最高のパフォーマンスは、 基本的に波があり一定のものではないということを把握するのが大

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        思考が大事という自分の理念を改めて考え直し形にしてみる

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        記事

          漫画『ハイキュー』から学ぶ限界についての考え方

          古舘春一さんの漫画作品、ハイキューという作品があります。 有名なので漫画を読まなくても名前は聞いたことがある場合も多いと思う、 高校バレーボールを題材にしたスポーツ漫画です。 ファンの多いスポーツ漫画だけあってバレー、試合にかける思いや、 チームメイト同士の絆、弱点がありながらも自らの武器を磨き、 強敵達と戦っていくための成長や駆け引きなどがうまく描かれている。 そういった部分もとても面白い漫画なのですが個人的に学べたのは、 目的を達するうえで必要な限界を越えることと限

          漫画『ハイキュー』から学ぶ限界についての考え方

          特殊な思考故の不都合もあると把握することの大切さ

          人間って他の生物にはない特殊な思考を行うことで多くの課題を乗り越え、 新しいものを想像、創造して文明を発展させてきた。 それが現代のように複雑で変化の早い社会構造を生み出しすなど、 大きな力となってより良い未来を築く力となる。 だけど複雑な思考の形が個人として多くの不都合を生み出すこともある。 その1つが過去と未来が分かたれていることにあると考えます。 よくお話することですが人間には意識と無意識、2つの思考傾向がある。 意識は想像力を用いて未来や未知を現状から想像す

          特殊な思考故の不都合もあると把握することの大切さ

          人間が充足した在り方を可能にするための5つの段階

          人間はまず他のあらゆる動物と同じようにその日に必要な食物を、 狩猟採集によって獲得する段階から出発した。 そのうち多くの偶然が働いて農耕、自分達で作物を育て、 時に自分たちに都合が良い作物を生み出していく段階に入り、 狩猟採集するより多くの食物を獲得することが可能となる。 それが集団を形成することに繋がり農耕の規模がさらに広がり、 集団も大きくなって社会と呼べる規模にまで発展していく。 社会が生まれると余剰食物等に大きな余裕ができ食糧生産に従事せずとも、 食べることに困

          人間が充足した在り方を可能にするための5つの段階

          ドナルド・トランプ氏暗殺未遂事件から思うこと

          次期大統領選が迫る中、元大統領ドナルド・トランプ氏が、 トーマス・マシュー・クルックスという20歳の男性に暗殺されかけた。 アメリカはもちろん日本も、世界中がこの話題でもちきりになった、 そして大きくショッキングな話題の常として様々な説、 憶測や陰謀論が飛び交うものである。 現時点でもトランプ氏の支持率回復のための自作自演というものから、 バイデン大統領やその裏にいるディープステートなどと呼ばれる勢力が、 選挙戦の不利を感じ取り暗殺を企てたなどの説まで色々あります。 も

          ドナルド・トランプ氏暗殺未遂事件から思うこと

          短期的な刺激による反応と長期的な視座による意志

          X(旧ツイッター)などで結婚相手選びの基準についての議論をよく見る。 その中に美女と結婚すると不幸になるといった趣旨のポストがあって、 そこから派生して様々な意見等が寄せられ喧々囂々しているのを見た。 個人的に興味深いなと思ったのでここでは思考、脳の機能的な視点から、 このことについて少し考えたことをまとめてみたいと思う。 まず結論から言うなら、あながち間違いではないなということ。 これは美女、男性が女性を選ぶ際のことばかりではなくその逆、 女性が美男を選んで結婚する

          短期的な刺激による反応と長期的な視座による意志

          与える人は成功するという考え方の本質

          近年、ギバーやテイカーといった言葉が広まり、 与える人は成功するという考え方がよく見られるようになった。 その類の考え方を推奨、テクニックや方法論ついての本なども、 いろんな著者の方が執筆し出版され目に入ることも多い。 だけど与えることで不利益を被るような経験がある場合などには、 こういった考え方は綺麗ごとで何の役にも立たないと思われることもある。 実際、ギバーテイカー論でも闇雲に与えること、 無私の精神で行うことは良くないなどと言われる、 与え方にもコツがあるとか何と

          与える人は成功するという考え方の本質

          知識より経験が大事は正しいのか否か

          よく知識だけあっても意味はない、大事なのは経験、 学ぶよりもさっさと行動して経験を積むのが良いと。 そのような考え方が推奨されているのを見る。 これはおおむね正しいと個人的にも思っている、 知識はそれを活かせるようにならなければ意味がなく、 活かせるようになるには経験を通じて理解、実感するのが大事。 事前に理解、実感に繋がる何かを自身の中に根付かせていないなら、 知識だけでは何の役にも立たずに終わってしまう可能性が高いでしょう。 サッカーなどで効果的なテクニックを知っ

          知識より経験が大事は正しいのか否か

          人間は良くも悪くも複雑に学習する

          人間に限ったことではないですが良くも悪くも、 学びや経験を繰り返すことで脳は物事を学習し、 様々な思考傾向や反応傾向を形作る。 人間の場合は他の生物が持つ動物的な本能、無意識とは別に、 意識を持ち特有の思考や認識を行うためその学習法、 学習過程は複雑になっていますが本質的には同じ。 そしてこれは、言い換えれば人間には学習による挑戦権の限界、 ある物事に対して前向きに行動できる回数に限界ががあるとも言えます。 なぜなら無意識という言動に大きく直結する側面は複数回学習するご

          人間は良くも悪くも複雑に学習する

          過去、現在、未来を包括できる人間特有の精神性

          よくお話することですが人間は脳の進化の過程で、 大抵の生物が持つ世界、自然の流れに反応して思考し、 言動等を生み出す言い換えれば動物的な本能とは別の側面。 意識的な思考傾向を獲得し本能、人間の場合は無意識と呼ばれる側面とは、 まったく別の認識や考え方を可能とするようになった。 その特徴を挙げていけばきりがないのですがざっくりまとめるなら、 主に想像力を駆使した流れを客観視することでの精神的な断絶故の視点。 それが例えば自我、流れの中にあるあらゆる存在を客観的に見ることで

          過去、現在、未来を包括できる人間特有の精神性

          人間社会の未知を予測するのが難しい理由

          想像力を獲得し自身を含め客観的に物事を捉えられるようになった人間は、 目の前や過去の物事など既知から生まれる認識だけでなく、 未知や不可視、概念的な物事を認識する能力を手に入れた。 例えば未来、身体機能では捉えられないもの、心、自我、魂など、 世界、自然の流れを客観視し精神的に断絶することが可能なことで、 大多数の自然の流れに沿う生物とは違う視点を持つに至る。 ですが、それ故の生の苦しみもまた当然のように生まれた、 未来に対する不安、死後の自身の在り方への恐怖、 五感で捉

          人間社会の未知を予測するのが難しい理由

          柔軟な対処に大切な予想と想定

          よくお話しするのですが人間は意識と無意識、2つの思考傾向を持ち、 両者の違いはいろいろありますが大きな違いの1つは想像力にある。 無意識は目の前にある物事、あるいは学び経験した過去の物事を認識し、 それに沿って思考することしかできない。 ですが意識はあるきっかけから今この瞬間にはない何かを想像することで、 ないものをあるものとして認識することができる。 例えば未来を想像する、予定をたてるとか当たり前にやりますけど、 これは大抵の無意識的な側面しか持たない生物にはできない

          柔軟な対処に大切な予想と想定

          どんな分野であれ何かを成すために必要なこと

          極論言えば自分が何かを成すために必要な能力って2つしかない。 継続して何かを積み上げるか瞬間的に一気に走り抜けるかです。 才能とか環境は相対的に何かを成すうえで影響はしますが、 自分が何かを成すという一点のみで言えば結局のところ、 自分がどれだけの量、質の行動をとれるか。 積み重ねられるか、爆発力を持たせられるか、 あるいはその両方を活用できるかにつきますから、 どちらかを可能とするよう訓練していくのは大事。 積み重ねることであれば例えば習慣化のスキルが大事になるでし

          どんな分野であれ何かを成すために必要なこと