キャリア的視点200 -銀河英雄伝説:目標達成✕出来る-
銀河英雄伝説 DIE NEUE THESEの第2期製作が決定しました!(10/17追記)
毎日ブログ 200日目(2020/9/15)
こんにちわ。キャリアコンサルタントの肥田です。ここでは日常にある様々な出来事をキャリア的な視点で考察していきます。
そんな目的で書き始めたこの毎日ブログも、早い物で200日を迎えました。記念会だからという訳でもありませんが、今日は私の好きなSF小説「銀河英雄伝説」を元ネタに、今日も今日とてキャリア的視点で読み解いてみたいと思います。
念のためにお伝えしますが、今回はいっそ、元ネタを知らない方は読まない方が良いかも、とすら思う回です。読むなら私のヲタクの世界に負けないおつもりでどうぞ^^;
今回の私はフルヲタクパワーでお送りします^^;
銀河英雄伝説とは
まずそもそも銀河英雄伝説って何? って方も多いと思います。
銀河英雄伝説とは、田中芳樹先生著のSF小説です。人類が地球を捨てて遥か銀河に乗り出した後の世界で繰り広げられる、銀河帝国軍と自由惑星同盟軍の戦争を舞台にしたストーリーです。
常勝の天才ラインハルト・フォン・ローエングラムと不敗の魔術師ヤン・ウェンリー。この二人が主人公です。
下のイメージの右がラインハルト、左がヤンです。
メディアミックスの話としては、1988年から小説10巻+アニメ映画が数本、2019年にもリメイクでアニメが製作されています。
漫画化もされていて、現在藤崎竜先生「封神演義などでも有名ですよ)に寄ってウルトラジャンプでも連載中。
舞台では宝塚歌劇団はじめとして何度か上演されています。
その他色々とありますが、何を言いたいかといえば、「知る人ぞ知る名作」「不朽の名作」ですよ、という事です(^^)
ヤバイです。ヲタク度高すぎて、キャリアに触れる事なく終わってしまいそうですので、ここで少しだけ方向転換です^^;
自ら定めた目標
まずは主人公、銀河帝国軍の若き常勝の天才、ラインハルト・フォン・ローエングラム。
彼は幼き日に母親替わりでもあった最愛の姉を、皇帝という権力者によって奪われた事で決心をします。
「宇宙を手に入れる」
「誰にも屈する必要のない権力を手に入れ、姉を取り返す」
10歳という、まだ幼いと言っても良い年齢で彼は、究極の目的を定め、その最短ルートを自ら選び進みます。軍の幼年学校に入学するのです。その傍らには唯一無二の親友、ジークフリード・キルヒアイスの姿があります。
二人ははお互いを信じ、支え合う中で、信念とも取れるほどに自分の未来の可能性を疑いません。結果、ラインハルトは時の皇帝に帝位を放棄させ、自らが志尊の冠を抱きます。
これは小説だから、と言ってしまえば話はそこで終わってしまいます。しかし現実でも目標設定と達成に焦点を絞れば、その流れは起こり得ます。
自ら目的を定め、自ら行動を起こす時、当人の目には最短ルートが見え、分厚い壁に出くわしても回避した後のルート再設定がすぐで可能です。
私たちの知る例で言えば、メジャーリーガーのイチロー選手や、サッカーの本田圭佑選手が見つかります。
https://note.com/mizukara/n/n7474847ee677#R4UBL
やりたい事と出来る事。
続けてもう一人の主人公、自由惑星同盟軍のヤン・ウェンリーの話です。
彼は元々歴史が好きで、無料で歴史を学ぶために軍の士官学校に進みました。卒業後は規則もあり軍人になるのですが、相変わらず「早く退役して歴史書に埋もれて暮らしたい」と思ってばかりです。
つまり彼は、軍隊という仕事に就きながらも、やりたい事は別にあるという事です。
しかし彼は戦略家・戦術家としての「出来る事」を持っていました。戦場で戦えば負ける事がなく、軍の生還率は高い為に兵士からの信頼も厚い士官となりました。
本人にとっては不本意極まりない中で、です。
気持ちは常に軍人を批判しながら、『出来る事』を淡々とこなして行きます。
https://note.com/mizukara/n/na3cfaa729824
私の今日のここまでの記事は『書きたい事』を書いているのですが、読まれている方がどこまでついて来れるか不安で仕方がありません^^; 普段ですらキャリアに関してマニアックな展開で書いているのに、今日は群を抜いていますね。自覚はしてます^^;
「私が書きたいから、みんなが喜んで読んでくれる」は、ここまでに自分のブランディングができている、芸能人・著名人くらいなものです。
200回記念回の罠
話がズレましたので強引に戻します。
たかが小説、されど小説。
著者の田中芳樹先生に、私が書いた様な裏話があったなどとは聞いた事もありません。私が小説を繰り返し読む中で、特にキャリアについて学ぶ中で勝手に感じただけです。
それぞれが独立したキャラクターの一人一人。自らのキャリアを開発して行く中で、主人公の一方はキャリアを自分のものとして目標を定め、達成の為のルートを開拓していった。
一方は嫌々ながらも、自らの責任の中で「やりたい事」よりも「出来る事」を全うした。
銀河英雄伝説を読まれた皆さんはどの様にお感じになったのか…
余りにもヲタク度が増すので(少なくとも今回は)書きませんが、他のキャラクターを見ても、今回の様なキャリア的視点で観て考察する事も可能です。話を知らない人が読んでもピンと来ないだけです^^;
それでもまだ他の回は、日常の風景をキャリアという視点で考える事で、皆さんが考えるきっかけ、一助になれるのでは、とこれからも思いを新たに続けて行きます。
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