キャリア的視点177 -I can do it！ 自分を信じる力-
毎日ブログ 177日目（2020/8/23）
あなたが信じているものは何ですか？
あなたが信じているものは何ですか？
幽霊や宇宙人、都市伝説などは好きでしょうか？ そしてそれを信じていますか？
信じている方はどれくらい信じているのでしょうか。それを否定する人が現れた時に、貴方はどのように反応しますか？
展開によっては否定する人との全面対決に繋がる事だってあり得てしまうのは、少し怖いかも知れません。
記憶にも新しい2016年の韓国の朴元大統領が「占い師を信じて言いなりになっていた」などというのは一種のイラショナルビリーフになると私は思います。
イラショナルビリーフ（irrational belief＝非合理思考）とは、端的に言えば「思い込み」や「考え方の癖」を言います。
別名として「自動思考」とも言われ、何らかの話を聴いても、自然にビリーフに沿った思考をしてしまう事を言います。
代表的なものとしては「『痩せている方が可愛い』と信じてしまい、過度の食事制限で体調を壊してしまう」という話は聞いたことがあるでしょう。
本来、基本的に「信じる」ことは素晴らしい事です。信じることで生まれるパワーというのは絶大です。
ですがイラショナルビリーフの場合、多くはマイナス方面に進んでしまうのです。
この後、もう少しイラショナルビリーフに関する話を少し書きますが、本記事はイラショナルビリーフを解説して終わりではありません^^
イラショナルビリーフ（irrational belief）
イラショナルビリーフの特徴は「～しなければならない」「～するしかない」の様に思考を限定してしまう傾向にあります。
先の例で言えば「痩せなければいけない」という考え方です。
痩せる、という目標自体は問題ないのですが、その方法に偏りが出て、過度な食事制限を自分に課してしまうのです。
会社の中でも同様です。
上司に仕事を依頼された場合に、「この仕事を受けなければ上司の機嫌を損なてしまう」と考えるのも、一種のイラショナルビリーフです。その結果、無理に仕事を引き受け、時間外労働や休日出勤などを行う事にもなってしまうのです。
プライベートでもありませんか？
「保育園でのママ友会などに参加しないと子供が仲間外れにされてしまう」なんて話も耳にしたことはありませんか？
これらのイラショナルビリーフによって、本来必要でない部分に不要な労力と能力を割いて、ストレスを抱えてしまうことすらあり得るのです。またこれらは度を超すとハラスメントに繋がる怖れもありますので別の注意も必要です。
先にも書きましたが、本来、基本的に「信じる」ことは素晴らしい事です。信じることで生まれるパワーというのは絶大です。
このパワーを自分の為に使いましょう。
自分を信じて成功した人たち
「自分は○○を好きだ」「○○を将来、仕事にしていきたい」の先には「それをできている自分を信じる」事が続きます。
例えば元メジャーリーガーのイチロー選手。例えばプロサッカー選手の本田圭佑選手。例えばプロゴルファーの石川遼選手。
小学生の頃から自分の好きな事を見つけて、自分を信じて頑張ってきた方たちです。
下はネットで流通している各選手の小学校時代の作文の画像です。
それと先日、また記録を更新した藤井聡太棋聖の、作文ではないですが記録です。
それぞれ、自分の持つ力、自分の将来を信じて、夢を掴んだ子供達です。
信じるパワー
では、例えば今年50歳になった私はどうでしょうか？ もう子供ではないので夢を描いても叶えられないのでしょうか。
きっとそんなことはありません。信じるチカラは絶大なるパワーを生むのです。自分と自分の夢を信じられる人は比較的簡単に自分を変えていけるのです。
新しい事にも関心の目を向けて、どんどんと取り入れていきましょう。
ここで注意点です。
この「自分を信じて～」というもの自体をイラショナルビリーフ化しない様に気を付けてください。
あれをしなければならない、これをしなければ… こう考えてしまうと視野も狭くなってしまいます。苦手な事に余計な時間や労力を割いてしまうのは本当にもったいない話です。
いっそ苦手な事は、それを得意としている人にお任せしてしまいましょう。それくらい気楽な心の持ちようが必要になります。例えば会社はそれができるように専門の部署に分かれて仕事をしていますよね。
夢や目標というものは他人からみたら「バカな事」かも知れませんが、本人にとっては至って真剣なんです。それは価値観の違いからくるものです。
自分の好きな事にはどれだけパワーを使っても疲れる事はありません。それは心が高揚しているフロー状態にあるからですが、自分を信じて行動している時も同じ状態にあるのです。
日本に限らず世界を見回してみても、飛び込んでくるニュースを観ていると、私も含めて人は他人を信じることができるのに、自分を信じられない人が多い気がします。
皆さん、心でいっちょ、自分と自分の未来を信じてみませんか？
合言葉はこれ！
I can do it！
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