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ブランディングを考える -プロティアンに活きる-

毎日ブログ 150日目(2020/7/27)

昨日、Youtuberを題材にnote記事を書きましたが、今日はまた少し違う視点からYoutuberを考えてみようと思います。

芸能人Youtuber
いまや多くの方が関わる社会のインフラともなったYoutubeですが、その情報発信は多くの芸能人の方々にも活用されています。

オリエンタルラジオ:中田敦彦(あっちゃん)
カジサック(キングコング:梶原雄太)
ヒロシ(キャンプ系)
本田翼(女優)
エア頭2:50(芸人)
佐藤健(俳優)
花江夏樹(声優)

などなど列挙すればまだまだ出てきます。

↑関連の過去記事です。宜しかったら併せてお読みください。

なぜ彼らは芸能界に居ながらもYoutubeに進出してきたのでしょうか?

ブランディング

何故か、を推測すれば人それぞれの理由がある訳です。

〇芸能人としてより、やりたい事ができる。
〇芸人として、ネタの実験ができる。
〇芸能人と2枚看板として売り出せる。
〇芸能人やっているより儲かる。
〇自粛生活の中での新たな発信方法。

人それぞれです。

ではなぜ売れるのか?
この答えは比較的簡単です。ブランディングができているからです。

芸能人として活動している・してきた中でのネームバリュー。
ファンが多ければ多いほどネームバリューはブランディングとしての効果を発揮します。

ブランディングとは「個人の価値を高める事」を言います。その手法は様々ですが、商品などに共通のタグ・アイコンなどをつけるなどもありますね。
またブランディングというのはマーケティング(売る為のあらゆる努力)の内のひとつですが、特にブランディングが成功すると「高く」売れるようになったりもしますので意識してみましょう。

ブランディングイメージ

要はそれまで芸能人として得てきたネームバリューをYoutuberとしての「ブランディングに活用していくのですね。
「Youtube始めました」と言えば、ファンがほぼそのまま登録者となって何万という再生に繋がる。これはもう方程式です。

最近私が良く上げているプロティアン・キャリアの考え方で言えば「社会関係資本」にあたります。

ここで注釈ですが、キャリア理論におけるプロティアン・キャリアはダグラス・T・ホール教授の物を指しますが、私の言うそれはホール教授の理論に対し、法政大学の田中研之輔教授が「キャリア資本」の考えを追加して提唱している「(改良版)プロティアン・キャリア」になります。

少々ややこしいですが、現在のキャリア理論としては最新のものになります。

変幻自在に変わる

プロティアンとは「変幻自在に姿を変える」ギリシャ神話の神プロテウスから名前を取ったキャリア理論です。先の注釈で書いたように、アメリカのダグラス・T・ホール教授によるネーミングです。

プロテウス

まさに芸能人Youtuberは、プロテウスさながらに芸能人からYoutuberに、またはその二つの姿を切り替えながら変幻自在に新しいキャリアを構築していきました。

自らがブランディングしてきた芸能人としてのキャリアを、時代に合わせ変化させてきました。

キャリア資本の考えで例えるなら、

ビジネス資本:芸能人として培ってきたスキル(トーク・演技・表現)を基に動画のネタを考え、素材をつくる。
社会関係資本:芸能人時代の関係者に依頼して編集を行ってもらう。もちろん自分で編集をしてもOKです。
また他の出演者(芸能人・著名人・Youtuber)たちとの繋がりもこれに当たります。
経済資本:芸能人として蓄えてきたまさに貯蓄で外注(編集や他の出演者など)を依頼します。
そしてYoutubeの収入も改めて経済資本になります。

これらを合わせてキャリア資本と呼びます。

これらは芸能人Youtuberを題材にして書きましたが、言うまでもなく皆さん個人個人にも当てはまる話です。

もし自分が今の仕事と一緒に、またはそれ以上にやりたい事があるなら、まずは自分のビジネス資本と社会関係資本を見直してみましょう。足りなければそこを意識知って増強してみましょう。

人生を変えていきましょう^^


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