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キャリア的視点305 -シュールな光景-

毎日ブログ 305日目(2020/12/29)


秋の初旬頃から長男のクラスの友達が遊びに来てくれます。Switchを持って^^; そして我が家のリビングで一緒に遊ぶのですが、子ども達がそれぞれのSwitchを覗き込んで、お互いの顔を見ずにゲームしながら会話しているんです。これはとてもシュールな光景だと思うのです。

私達が子供の頃は、任天堂のファミリーコンピューターでした。みんなで同じテレビ画面を見ながらワイワイやっていたものです。まぁ時代の違いですけど^^;

でもその古い時代の私からみると、同じ画面を見ずに盛り上がっている姿が、何やら異質に感じて仕方がないのです。

本来であれば外で、公園や田んぼの畦道を走り回っていて欲しいと思うのです。親の勝手なエゴでしかないのでしょうが、子どもの内はアナログを大切にして欲しいと思うのです。
長男は勉強も紙に書くのを面倒くさがって、タブレットで行います。複数の選択肢から正解を選びましょう、というタイプだけだと、主体的な考え方ができなくなってしまう気がして仕方がないのです。

※記事は3連続記事の結論回です。

以前の記事にも書いた事ですが、デジタルはアナログには絶対に勝てないからです。
人は皆、基本的にはアナログなのです。そしてデジタルとは、そのアナログな人間が作り出したツールに過ぎません。
そのツールを使いこなすためには、まずはアナログにおける成長をしっかりとしてからでいて欲しいのです。
ま、もちろんこれは親としての勝手な価値観の押し付けでしかないとも思っていますが^^;

時代によって子ども達の遊び方は変化をしています。これからも変化をしていきます。世の中にはエンターテインメントは溢れかえり、子ども達は、大人もですが、自分で遊びを創り出していく愉しみを知らないままに成長していきそうで怖いのです。
最近、私の好きな芸人さんのヒロシが、独りキャンプ動画で再ブレイクしてきたのを皮切りに、キャンプが流行っていると聞きます。私自身はやった事はありませんが、あれは結構愉しさを自分で作りだしていくように感じます。

星を観て、風を感じ、ランタンの灯で本を読む。
音楽を爪弾き、虫の音を聴きながら眠る。
朝日と共に目覚め、準備してきた朝食を調理して食べる。

これらは全てイメージでしかありませんが、自分がやりたい様に愉しめる時間であるかのように思えるのです。
冒頭の子ども達の遊び方は、これからの時代の遊び方なのかも知れませんが、少し寂しく思います。

用意されたゲームの世界で遊ぶのは、内向思考になる気がするのです。その世界の中に入り込み、外の自分の世界を放棄するかの様な…
対してゲームを創り出すということは、自分なりの愉しみを創り出すと言うことです。そこに必要なものを揃える為にまず考えを巡らせることから始まります。自分の外に外に意識を飛ばしていくのです。
これらの違いは大人になった時に、大きな差になってしまう様に感じます。

特に今年は全体的に異常でしたから、外で遊ぶのではなく家で遊ぶ時間が多かったというのも原因の一つなのかも知れません。学校の友達とも3ヵ月会えず、遊べずにいました。外的要因による強制的な環境の変化が、どこまで子供たちに良くも悪くも影響を与えてしまったのか、どうしても気になります。

うん、冬休みの間に一度、遊びに連れて行こう^^


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個人の活性化を組織の活性化に繋げます。 


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