見出し画像

トリートメントはもう不要?「椿油」で髪と頭皮のダブルケア

今回は髪のケアについて書きたいと思います。

皆さんは、どんなトリートメントを使っていますか?

市販のものは、シリコンなどのコーティング成分で髪の表面に皮膜を作ります。これは、髪の手触りがよくなる、髪にツヤが出るなどのメリットがあります。

配合成分によっては一定の保湿成分も期待できますが、髪を補修する効果が本当にあるのか?と聞かれると疑問です。

先日美容師のYさんに「トリートメントはすぐに洗い流していい」と教わりました。つまり、多くのトリートメントは髪の内部にまで浸透して補修する効果は期待できないんですね。

もちろん、保湿効果や髪の指通りをよくする効果はあるので、全く意味がないわけではないけれど、髪は頭皮とセットでケアした方がいいと考えています。ここでは「椿油」のケア方法をご紹介します。

まずは椿油のメリットから。

・香料や保存料を含まない
・頭皮のクレンジング効果がある
・主成分が「オレイン酸トリグリセリド」
・非常に酸化しにくい
・紫外線(UV-B)をカットする
・抗酸化作用の高いビタミンEが豊富

オレイン酸は非常に酸化しにくく、紫外線(UV-B)に強い成分です。トリグリセリドは人の皮脂の主成分なので、髪や地肌に自然と馴染みます。常温でも固まりにくいので、椿油は天然100%のものを選んで大丈夫です。

わたしはいつも道の駅で購入していますが、有名な「大島椿」さんの椿油を使うのもおすすめです。

《ヘアケア》
髪に数滴つけるだけの簡単ケア

1)手のひらに椿油を適量出し、指と指の間までよく伸ばす
2)まず内側から毛先に向かって馴染ませ、表側にもつける。最後に髪全体に馴染ませる。※頭皮にはつけない
3)温風でいつも通りに髪を乾かす
4)仕上げに冷風に切り替えて(キューティクルが閉じてツヤが出ます)、毛流れを整えたらOK

使用量の目安
・ショートヘア 〜1滴
・ミディアムヘア 1〜2滴
・ロングヘア 2〜3滴

この方法は、椿油特有のにおいや(無臭ですが、やや油臭さはします)ベタつきが気になる人がいるかもしれません。
そんな方は、椿油を洗い流す方法(次から紹介)を試してみてくださいね。

《頭皮ケア》
頭皮の汚れとにおいをリセットする

1)髪全体をよくブラッシングする
2)指先にティースプーン1〜2杯程度の椿油を、乾いた頭皮全体に指の腹で馴染ませる
3)頭皮マッサージをする
4)最後に頭皮全体を指の腹で小刻みにタッピングする(血行がよくなります)
5)ぬるま湯で頭皮をよくすすぐ
6)シャンプーで丁寧に洗い流す

頭皮マッサージの詳しい方法は省きますが、「下から上に」がポイントです。上から下に向けてマッサージをすると、毛穴が下がってたるみの原因になります。頭皮全体を引き上げるように行いましょう。

マッサージの間に、椿油が毛穴の汚れを浮かせてくれます。頭皮がベタつきやすい、ニオイが気になる人におすすめの方法です。

頭皮ケアは顔のむくみ・たるみの予防だけでなく、育毛にも役立つので毎日継続しましょう。

《オイルパック》
髪にツヤと潤いを出したいときに

1)乾いた髪に毛先から全体にかけてよくブラッシングする
2)椿油適量をまずは毛先にたっぷりと塗布し、そこから全体に広げて馴染ませる
3)ぬるま湯でよくすすぐ
4)シャンプーで丁寧に洗い流す

使用量の目安
・ショートヘア ティースプーン3杯程度
・ミディアムヘア ティースプーン4杯程度
・ロングヘア ティースプーン4〜6杯程度

椿油を馴染ませたあとは時間を置かず、すぐに洗い流してください。

とくに洗浄力の強いシャンプーを使っている方が効果を感じやすいかも。洗髪時に起きやすい摩擦やシャンプーの洗浄力を緩和してくれて、ほどよく髪がしっとりしますよ。

椿油は髪や頭皮だけでなく、肌の保湿やハンド&ネイルケア、体のマッサージオイルとしても使える万能オイル。次回は肌のケアについて触れたいと思います。

#美容 #美容ケア #髪のケア #頭皮ケア #オーガニック #オーガニック美容

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?