見出し画像

#149 航空券予約の姓と名が逆に入り、2日がかりで修正に成功した話



人生の舵を自分達で取ろうとしたのが始まりだった

私にはパリに住む長女がいます。

長く続く疫病が影響しているのでしょう。
フランスのお役所仕事が滞っているらしく、英国籍の娘のフランスでの就業許可のビザも申請したまんま届かず、婚姻に必要なフィアンセ (フランス人) の出生証明書も届いていません。

人生って、自分のコントロール外の事象とどう折り合いをつけていくかが問われっぱなしですよね。

本来、彼らの婚姻の際に駆けつけようと計画していた私たちだったのですが、心が腐ってきているであろう娘を元気づけたくて、突如パリに行こう!と決めました。
それは、私たちが振り回されているのはコントロールできないことばかりだからです。いっそ能動的に「パリ行きの切符を買う」「日にちを自分で決めて会いに行く」ことで自分達が舵を取ろうと夫が言いだしたのが始まりです。
それは、みんなの顔がパーッと明るくなった画期的な一言でした。
「よっしゃ行こう!」
英国内に離れて住む息子(娘の弟)も休みを取って行くと宣言。
パリ行きの切符のサーチが始まったのでした。


禁断 (だったはず) のネット旅行代理店からチケットを買う

以前はイギリスの最寄り空港からパリへ直行便が飛んでいましたが、ここ数年、格安航空会社の撤退でその経路は断たれたままです。
遠めの空港へ行くよりも、最寄り駅から電車に乗り、パリまで英仏海峡トンネルを行くユーロスターという陸路を‥‥まずはそう思いました。
ところが、電車なのに高い。たいそう高いのです。
ならば、と空の便を探します。
飛行機で飛ぶパリ行きも、これまでの相場を知っているだけに、出てくる値段にちょっとギョッとしたのは確かでした。
目星をつけた直行便の情報を娘に送り、彼女との到着・出発時間の都合を訊いたところ「それは高い!私も探してみるね」ということに‥‥
ふたりでチャットで相談しながら決めていくことになりました。

娘が、「行きだけプラハ経由 (チェコ) とかあってもいいんじゃない?」と言い出します。二社の飛行機のコンビとなると、ネット旅行代理店から買うということになります。
かつて日系旅行代理店に勤めていた娘が言うことならばまあいいか、とこれを選んでしまったのです。(代理店は通さず直に航空会社のサイトから買った方が、なにかあった時に絶対にシンプルだと分かってはいたのに‥‥)

遠回りするのも楽しみだと考えることにして、取ろうとしたプラハ経由チケットも、予約しようとしたら目の前で売切れてしまいました。

「一刻も早く取らないと買える値段のチケットがどんどんなくなる‥‥」という変な焦りがあったのだと思います。往時だけスイスのジュネーヴ経由という、ある意味かなり不必要な旅程のチケットに決めました。ジュネーヴからの便が老舗の Air France (エールフランス) だったことから何となく安心感があったのだと思います。
今となっては意味のないことでした・・‥

予約番号を入れてもページが開かない⁉

今回は、ここからが有料記事になります。『苗字と名前が逆になった問題』で旅行当日に空港で旅行を断念したというお話。意外なくらい次から次へと出てくるではないですか!
問題喚起のために私が経験したことを詳しく書いてみました。
みなさんは絶対にこんな目に遭わないで頂きたいのです。
何度もお手上げだと思った局面がありましたが、
アプローチを変えて乗り切った方法をお伝えしています。
言われた通りにしていたら、お金がたくさんかかったはずなのですが、手数料をかけずに修正に成功しましたのでご興味がある方だけお読みください。

ここから先は

8,379字 / 2画像

¥ 150

期間限定 PayPay支払いすると抽選でお得に!

最後まで読んでいただきありがとうございます。スキのハートは会員じゃなくてもポチっとできます。まだまだ文章書くのに時間がかかっておりますが、あなたがスキを残してくださると、とっても励みになります♥