見出し画像

石垣島の食

石垣島に行くようになって、15年以上となった。多い時には年に3回とか行っている。
石垣の魅力はいろいろとあるのだが、食は大きな魅力だ。
石垣に最初に言ったのは偶然というか、沖縄に旅行に行こうと思い立ち、探していたらネットで石垣がいい感じだったのと、大昔、ハワイのマウイ島で行っていた日本人のすし屋で働いていた「たっちゃん」という人が石垣の人でその後石垣でラーメン屋をやっているというような情報もあったので、じゃ、石垣にいってみようとなった。

石垣島が沖縄本島とは別の島というのは認識していたが、まさかジェット機で1時間の距離(東京ー大阪くらい)があるとは想像していなかった。
沖縄本島とはかなり文化や食材も違うのは行ってから気が付いた。

石垣島は海人の島としても有名だが、ほんとうに魚がうまい。マグロも尖閣をはじめ漁場が近いこともあって、新鮮なマグロが食べられる。生マグロどんぶりがあるし、スーパーでも生のマグロの刺身が安く売っている。
イイダコやイカ、たまにマンボウなんて出てくる。
モズクはたまに天然ものがあったりもする。

料理人と友人になり、地元のおいしいものもずいぶんと紹介された。驚かされた食材はアダンの芯芽だ。
アダンは海岸にある、パイナップルに似たような実をつける樹で、あちらこちらに見られるが、その芯芽を食材とする。ハワイでもヤシの芯芽を食べると聞いたことがあるが、同じような食材。
白アスパラのようなもので、炒め物などで食べるのだが、先日はグラタン風のものを食べた。チーズとの相性がよい。

沖縄そばといううどんのようなラーメンのようなものがあるが、こちらでは八重山そばと呼ぶ。スープは豚とカツオのブレンドで、麺はけっこうポロポロで腰はない。トッピングは三枚肉、紅ショウガ。これに島唐辛子を泡盛につけたものをかけて食す。
このスープがうまくて、最後まで飲み干すようなうまい味。
石垣市街地から車で40分ほどかかるかーら家という店にわざわざいっているが、そこのが一番うまいと思っている。

島料理を出す店を最近、料理人の友人が開店した。彼は石垣のリゾートで長年和食を担当していた方。東京で10年修行して石垣で40年以上働いているので、腕は確か。
小さい店だが、アットホームな料理屋さん。

やいまの島料理 とーい
石垣市大川211 ユーグレナモール近くです。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?