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嫌いなものは嫌い

勝手に味を占めて、詩をどうぞ。

詩 『嫌いなものは嫌い』

生きていれば、爆発するくらいに嫌なことがあるはずだ

仮に野菜嫌いを克服して、一体何になる
利き手を矯正されることは、人として否定されている気分になる
上司の威圧が強くて、身体がだるくなってくる
親からは、勉強しろだの、早起きしろだの、働けだのと
がみがみ、がみがみ、がみがみ、と

ほぼすべて他人の都合ではないか

嫌いなものは嫌い
釣り合わないものは釣り合わない
できないものはできない

ねじ曲げようとするならば、それは敵だ

嫌いを持てば、信念は生まれ
嫌いをはね除ければ、自分を守れる

そこまでの道のりは遠いし
私もまだまだ道半ばである

だがこればかりは言える
生きてさえいれば、自分自身は好きでも嫌いでも
絶対に味方だ

心鏡の湖

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