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愛情ホルモン「オキシトシン」と自閉症スペクトラムのつながり



『自閉性スペクトラム症の根本治療の可能性、愛情ホルモン「オキシトシン」の放出メカニズム』

オキシトシンは女性の出産に活躍するホルモンですが、母親や父親を見つめ合うことで赤ちゃんに分泌され、赤ちゃんは安心した気持ちになります。同時に親にも分泌され、幸せな気分になります。そのため「愛情ホルモン」とも呼ばれています。親子だけでなく、オキシトシンは他人との社会性においても重要な役割を果たすことがわかっています。自閉スペクトラム症の中核症状であるコミュニケーション障害、さらに、うつ病や不安障害にもオキシトシンの機能不全が大きく関わっているとも言われています。

Forebes JAPANより

こちらのニュースが流れてきました。

 オキシトシンは親しい人とのスキンシップ、ペットによる癒し、人が一箇所に集まってコミュニケーションを楽しむグルーミングなどで分泌が促進されるそうです。
 このオキシトシンの分泌が少ないと『育てにくさ』につながるのかもしれません。育てにくければ『愛着形成』の不全につながります。この『愛着』に不安をもたれているお母さんたちには、どうかご自分の育児を否定しないでもらいたいと思います。
 表題の【発達のピラミッド】をみてください。土台になっている基礎感覚の上に『愛着』がありますね、基礎感覚は育てられますからできることはあると思います。親子で一緒に、楽しく育てるのもいいですね。
 そして、もうひとつオキシトシンの分泌が少ないと【不安】とも関連がありそうです。【安心できる環境】というのも大切なのだと思います。そのひとつのアイテムとして、視覚支援などの構造化が一般的に取り入れられているのですね。でも、すべてを【アイテム】で支えると速効性はありそうですが、長期的にみると落とし穴がありそうな感覚が拭えません…。やはり【アイテム】は【道具としての使用】を越えないのでしょうね。
やはり、まずは感覚、身体を育ててみるのがよいと思います♪

必要な方に届きますように。


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