水島 芹馭(みずしま きんぎょ)
主にA4のコピー用紙に描いています。さまざまな身体性を表現していきます。
ふざけた感じにも見えますが、なかにはトリック的なものもあります。
1:金魚の成長記録 2:日記 など 雑記をまとめています。
心象風景っぽい感じの短いものです。インスピレーションで得られた世界を描きます。この話はフィクションです。
連載ものの漫画です。第一章 復活編。猟師や魚の顔が恐いですよ~。
今年の3月くらいの少し暖かくなった時だったと思うけれど、ちょくちょく散歩する田舎道を少し遠くまで歩いていきました。午後の日差しが気持ちいいなか、2本の電信棒の先だったか、カラスの隣にもう一羽、それと同じくらいの大きさの鳥が少し距離をとって並んでとまっていました。 そこで左に折れて、田んぼに挟まれた田舎道を、といってもずっとそんななかんじの田舎道ですが、時々、アスファルトの道路から田んぼに下りるまでの土に視線をやったり、田んぼに目をやったりしていたのですが、そこで偶然、あ
僕が「ここは丘に登る道ではないのでしょ?」と聞くと、男は「それなら心配ありませんよ。ここから見える景色と一緒ですから」といい、なにかのヘッドライトが右前方からこちらに向けて方向を変えた。 枕から伝って下に垂れている右腕の力のなさがその向きに広がっていくひとつ下の部屋で、その人はそこにいるかのようにふるまっていた。 彼が持ちあわせているものがそれで合わさって、皆で丘に登るというには気持ちがのらないから、そもそもズレたものになっていて、僕の持ちあわせのものが、
白熱球の上部の傘から下に向けられた光が照らす四人の男はテーブルを囲んでいて、部屋中をいぶしている逃げ場のない白い煙が彼らの心中を表しているように、その四人はそうしているより仕方がないといったふうな様子の部屋には、確かに、そうするより仕方のないといったふうな家具――テーブルとイスと本棚くらいしかなかった。 三人が吸うタバコの銘柄はそれぞれ違っても、それはもはやどうでもいいといったふうに混ざりあったあたりの白さと、閉めきられたカーテンのために、今が朝なのか昼なのかさえも分から
魚が泳ぐといっても、階段を上って、それがどこまでもつづくとなると大変な、途中で座り込んで、寝息を立てながら、また昇り始める、そんな感じの運動ではもの足りない。 たいていのことを空想し、それを宙に泳がせることで、夢をみることになっていたそこに落とし穴があるとすれば、それはすでに自分の夢の中に入りこんでいるのかどうかを確かめるための手段を持っていなくて、泳いているような気持ち、あるいは指の背のちょうど関節のところで壁を軽く叩いて様子をうかがうなかで、その音が響かなければ、それ
小説『泳ぐ魚』を読み返したところ、出だし以外、頭を抱えるレベルだったので削除しました。スキしてくださった皆様、ありがとうございました。 ある程度、時間をおいて読み返すと、いいところやまずいところなどが、なぜかよく分かりますね。
本日のつぶやき ・椅子に座った人物を描くと頭身が大きくなる
今日のつぶやき ・何もしていないのに疲れている