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私あるある〜待合室、隣の芝が青く映る〜

今夜もまた、私のあるあるを言う。

体外受精2年目。
私はあっと言う間に44歳になった。

これまで、7回採卵。
2回胚移植した(新鮮胚、凍結胚1回ずつ)。

採卵周期も移植周期も
週に1、2回は通院が必要で

ドクターの問診、内診、薬の処方まで含めると毎回3時間はかかってる。

私が通ってる病院は不妊治療専門病院ではなく、我々夫婦のように不妊治療で通う男女以外に、自然妊娠した女性とそのパートナーも沢山通院している。

待合室のソファ、椅子

大きな病院なので、待合室には何脚もソファと椅子が並んでいる。

早朝から受付が終わる昼過ぎまで診察待ち患者はギッシリで、日によっては立って待たないといけない。

患者の数に比例して待ち時間は長い訳だが

お腹が大きい女性、
20代、30代の妊婦さん、
母子手帳を持って受付に向かう人、
お腹をさすりながら笑顔のカップル

を観ると、
「いいな。」
と、心の奥底がズキン、とする。

私は私の人生を全うするのみ!
私は私だけのストーリーで生きてるんだから。

新しい命を授かり、新しい幸せが訪れた人達。
良かったね!

もう44歳。
なので、常にこんな風に思いたい。
思いたいけど、、

隣の芝は、青い。

私の、あるあるだ。

The grass is always greener.

「隣の芝は青い」は、
周囲の人の成功とか幸福を羨ましく思いがちな心理を指す言葉。

人はついつい他人と自分を比べてしまって、
自分の努力が報われないことに苦しむ。

私の場合、たまたま待合室で発見した
幸せそうな人達を羨んでる。

けど、青く美しく整って見える隣の芝(幸せそうな人達)について、私は何も知らない。

彼女達の背景も、人知れず流してるかもしれない涙や、努力、苦労、我慢は
その場では私に、見えない。


隣の芝は青い。
ネガティブな感情だけに囚われず、この言葉の先に自分自身の成長や幸せを追求するイメージを持ちたいものだ。

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