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SDGsなPR

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【PR研究所】のなかでSDGsなPRをいくつかピックアップ
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2021年1月の記事一覧

黒いユニフォームを引っ張るとレインボーに。様々な差別に立ち向かう#DiversityIsStrength 【PR研究所054】

 AIGジャパンがスポンサーしている、ALL BLACKS(ラグビー・ニュージーランド男子代表)とBLACK FERNS(同女子代表)は、さまざまな国・人種・個性が集まったチームです。  同チームは、一見すると黒いけど引っ張るとレインボーになる特殊素材を開発し、自身のコンセプトを体現するものとしてユニフォームに取り入れました。その名も、「DIVERSITY IS STRENGTH(多様性こそ強さ)」。  (Axis web magazineより)  AIGジャパンは、「

女性の地位向上のために立ち向かう。ウォール街に設置された銅像、フィアレスガール【PR研究所057】

 高層ビルが立ち並ぶアメリカの金融街に突如置かれた「少女の銅像」。名前をフィアレスガール(=恐れを知らない少女)と言います。  この銅像は、投資会社SSGAが運用する、女性役員の比率が高い企業限定の投資信託ブランド「SHE」のキャンペーンでした。  アメリカの権威的な象徴として有名な「雄牛の銅像」チャージングブルに対して立ち向かうように「少女の銅像」は設置されました。  3月8日の国際女性デーに合わせて、アメリカの金融が集まるウォール街へ置かれたこの「少女の銅像」は、い

大量消費ではなく、服を「修理」して大切に着る。リペア産業をはじめるパタゴニアのWorn Wear 【PR研究所045】

 ファッション業界で問題とされている、大量生産に大量消費。ファストファッションが席巻する現代へ「まった」をかけるリペア産業をご存知でしょうか。  服を「修理」することで大切に着ていこうというパタゴニアのWorn Wear。服は「着るもの」以上の意味をもち、人生をともにする「パートナー」的な存在であるというキャンペーンです。  キャンペーンWorn Wearでは、みんなの服にまつわるストーリーが展開されています。  公式HPでは、共に冒険をした服や、特別に思いのこもった服

ポーランドIKEAが「売らないブラックフライデー」を実施 【PR研究所041】

 11月のブラックフライデーでは毎年さまざまな企業がこぞってセールを始めます。  ときにはセールという名の在庫処b... いえ、何も言ってません。  2019年11月、そんな最中ポーランドのIKEAは「売らないブラックフライデー」を実施し注目を集めました。  “MIGHT BE USEFUL” Collectionと題されたこのキャンペーン。必要ないものを余計に買ってしまうことをやめ、モノを大切に扱おうというメッセージのもとに始められました。  IKEAの商品をセール