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やってきた仕事の共通点をさがす

わたしは新卒でマイナビという会社に入りまして、転職エージェントの法人営業をしていました。

医療介護領域を担当していたので、看護師さんの転職支援がメイン業務。法人営業をしていたので、病院・クリニック・介護施設などがクライアントでした。

新規営業でテレアポしたり、クライアントと商談したり、求人票書いたり、面接対策したり。思っていたよりもやらなければいけない細かな作業がたくさんあるんですよね。

クライアントもどのぐらい担当していたかな。もう全く覚えていないけど。いろんなことを同時並行で進めていくのが仕事でした。

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1年半ほどでマイナビは退職して、IT系のベンチャー企業に転職しました。未経験で採用担当をすることになります。採用担当は計7-8年経験しました。

中途と新卒両方やらせてもらいましたが、メインは新卒採用。

テレアポはしなくなりましたが受ける側になり、商談もしますが商品を説明する側ではなく説明される側になりました。

求人票は変わらず書いていたけれど、1社分だけ書けばいいし、自社のことだから書きやすい。

面接対策はしなくなって、かわりに面接をたくさんするようになり、説明会も担当するようになりました。

お客さんは企業ではなく個人になって、商品はお客様企業ではなくて自社になりました。

クライアントのいいところをプレゼンするのってあまり得意じゃなかったけど、自社の説明は結構うまくできたから、「説明するのが下手」と思っていたけれど、理解していると説明できるんだなってわかって、理解することの大事さを改めて学んだ気がする。

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長らくやっていた採用の仕事を2022年11月に思い切って辞めて、ライフコーチやキャリアカウンセラーとしての仕事を始めました。

求人票は書かなくなって、企業との商談もなくなって、面接もなくなって、セッションだけが残りました。

ちなみにいまが一番楽しいです。

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肩書だけ見ると「転職エージェント」「採用担当」「ライフコーチ・キャリアカウンセラー」とHR界隈をウロウロ漂っているように見えるじゃないですか。

一貫しているって思われることも多いですけど、個人的にはこれらの仕事は全く別もので、完全なる未経験転職です。クライアントも違うし、求められることも違うので、提供するものが違うから、必要なスキルが違います。

だから、これまでやってきたことは全部、全然違う仕事・役割だと思っているんですけど、ここだけはずっと変わらずやっているなって思うことがあって。

新卒の頃からいままで一貫して「日程調整」が主な仕事だなってことです。

もっといいこと言い出すと思った方、そんなことないですよ。安心してくださいね。くだらないこと書いてます(笑)。

22歳で社会人になって、現在社会人歴11年目。一貫して日程調整を生業としてきたんですね、わたし(違う)。

思い起こせば副業でやっていたWebディレクターの仕事も日程調整でした。関わる仕事で日程調整しなかったことがない。本当に毎日のように日程調整してる。

日程調整が苦痛だと思ったことなくて、当たり前にそこにありすぎて気が付かなかったんですけど、日程調整はわたしがやってきた仕事の超基礎。なくてはならないものなので、それが当たり前にできるからここまで続けてきたんだろうなって思いました。

日程調整って、枠抑えるだけだったらいいんですけど、人数が増えてくると大変なんですよね。どうやって調整したらブッキングしないか、バッファを持たせて余裕を持って対応できるか、効率よく時間を使うか、相手に負担なくスムーズに日程確定できるか。

要はディレクションですよね。得意なんだなって改めて思いました。

得意ですけど、これがやりたい(好き)ってわけではなくて「やらなければならないこと(日程調整)」が「苦なくできる」ってだけのことなんで、AIとかでうまいこと自動にならんかなとは思っています。

「好き」と「得意」と「できる」と「やりたい」は別ものなんだよっていうお話。

今日はここまで!

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