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私はピーマン。

「我が子に残したいライフハックの知恵」シリーズ第二弾です。

さてさて、嫌われるのは怖いですし、孤独でいると不安になりますよね。
それはあなたが弱いからではなく、私達人間に共通する脳みその仕様です。

私達の脳みそは狩猟採集生活に適応したままで、現代社会の生活にピッタリ合うようにアップデートされていません。人類600万年の歴史のうちのほとんどは狩猟採取生活をしていたので、物理的に身近な人々と助け合わないと食べることもままならず生きていけませんでした。仲間に嫌われれ孤独になるということは、死と直結するくらいの恐怖として脳が反応するように長い時間をかけて進化してきました。

ただ、今の社会は当時の社会と比べると、接する人も増えているし人間関係も複雑です。コミニュティも一つや二つではありません。リアルにサイバーにいくつもコミュニティーがあり選べます。関わる人が増えれば、好かれる機会と同時に嫌われる機会も増えるでしょう。いちいち反応したら疲れます。

私は幼少期からちょっと周りと違っていました。しばらく気づきませんでしたが、年々いやでもわかりますw(どう違っていたのかはまた別の機会に書きます)なので、人と違うことが前提なので人と比べる事も興味がありませんでした。人はそれぞれ違うし、好かれることもあれば煙たがられる事もあることは、デフォルトだと思っています。

それでも、時々ありました。好かれたくて「良い人」であるのを頑張ること。上手くいかずにああ!嫌われちゃったかも・・・とか思って落ち込むこと。

そういう時「私はピーマン」だと思うことにしています

新鮮なピーマンは生で食べても美味しいです。栄養価も高く、健康によい。でも舌が幼稚な頃は苦くて苦手な人も居ます。逆に異常にピーマン好きな人も居ます。ピーマンは観察対象としてもとても面白いです。断面によって様々な表情を見せて、よく観察してみると非常に美しい。

「良い人」=「都合の良い人」です。
万人に都合良くなくて良いのです。大事なことなのでもう一度言います。

「良い人」=「都合の良い人」です。

ピーマンが大好きな人たちは世の中に沢山います。 ほろ苦さも含めて、愛おしいと思い合える人々と、丁寧で深い愛情や友情を交換ができたら最高ですね。

もう一つのコツはコミュニティーにはいくつか参加すること、です。

親しいコミュニティが1つしかないと、そこに所属し続けることに執着します。そこで何かトラブルがあったり上手くいかないと孤独への恐怖と絶望感が半端ない
例えば、クラスの仲良し仲間、部活の仲間、趣味の仲間、親類関係などです。「No」を言う必要がある時は必ずあります。その時に、「No」を言うことで、万が一このコミュニティに属すことができなくなっても別に構わないと思えていないと「No」を言えず、「都合の良い人」であり続けてしまいます。

自分を守るために重要な「No」がいつでも言える環境を自分で作っておくのは、強さにつながります。

だだし、わがままなNoを言いまくり、わざわざ嫌われなくても良いです。
むしろ人には好かれたほうがいい。その話もまた別に機会に。


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