中退しなくてよかった話。

中退するとかしないとかめっちゃさんざん悩んだけど
「自分で選ぶ道ならなんだって正解にできるよ」
と気持ちの整理をつけやすくしてくれたひとがいた。

いざ振り返ってみると、
休みが終わって学校が再開してから半月ぐらいは
やめなくてよかったのかモヤモヤすることもあったけど、今となっては今の選択をしてよかったと思う。

一番出したくなかった課題は先生に直談判をして、
出さなければ成績に反映されるけどそれでもいいなら。
って許可を得てやらないことにした。

前まで関わりのなかった子とも話してみたら、
とても深い話ができるほどの仲になった。

ほとんど話したことがなかったけど気になっていた子がお茶に誘ってくれて、話していたら思いのほか気があって５時間以上も話し込んだ。

最後の学校課題で同じチームになった人が
とても気さくだったり優しかったり面白かったりして、
苦手な分野の授業だったけどめっちゃ楽しかった。

専門学校一仲のいい友達と帰れることが増えたし、
その子がまた別の友達とも楽しく話している姿を見られた。

尊敬しているひとのポートフォリオでテンションが上がっていたら、
本人が余ってるからあげる。と言ってプレゼントしてくれて、
その人と前よりも話せるようになれた。

卒制間際でやったことないチャレンジをしている子を手伝って、
達成した時には一緒になって喜んだ。

誕生日の日、学校に行ったら想像してた倍以上のひとが祝福してくれた。

実はやめようとしていたことがある。と打ち明けたら、
残ってくれてよかったと心から喜んでくれた人がたくさんいた。

よかったことはきっともっとあるけど、
やめていたらどれも起こり得なかったと思う。

中退しなくてよかった。

やっと、そう思えるようになったのに、
もうそろそろ学校が終わってしまう。

今までの卒業式は仲のいい人と会えなくなったり、
離れ離れになることも少なかったからか泣いたことがなかった。
すごく泣きそうになったこともなかった。

けど、今回は泣かずにいられるか自信がない。

ずいぶん感情的になったなぁ。年かなぁ…。笑

自分が泣いたなら、周りの人は笑って受け入れてくれるだろうか。
それとも、一緒になって泣くんだろうか。

友達の泣き顔、見たことがないから見てみたいなぁ。なんて。

以上。いろんな意味で卒業式が楽しみなみずひとでした！