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雷蔵映画の平安装束と<光る君へ>

今年の大河ドラマは原子物語の作者紫式部の人生だそうですが、
先日市川雷蔵主演の<新源氏物語>を見ました。驚いたのが、女性の服装。平安時代なので、小袖(今の着物みたいなもの)に袴、羽織もの、という感じです。

そして小袖の襟、首の下に鋭くて長い三角の隙間があるのです。

「胸の隙間がみえそうなんですが、いいんでしょうか。寒くないですか?」
というくらいあいてる。

「平安版・峰不二子ですか?」という感じの胸元がごろごろ。目が釘付けなってしまいます。

思い出せば、コロナが流行り出したころ、着付け教室のハクビの平安装束の勉強会に行ったんですが、その時は
ハクビ「肌? 胸元? 見えないに決まってるでしょ」という感じでした。

映画を見ながら女優さんが出てくるたびに、
「この人は閉まってるわ(ハクビ式)」
「こっちはあいてるわ(不二子風)

「どういう区別なんだろう?」
と本筋そっちのけで、興味津々でした。

NHKの<光る君へ>も見ていますが、宮中では黒地に赤の男性がならんでいます。
わたし「形が同じだから、長さやバランスで姿良く見える人がいるわ~」
また、なんといっても女性の衣装がきれいで見ていて楽しいです。

おまけ
このハクビの勉強会は有料で、3000円くらい。時間は2時間ほど。
自分で着付けを練習するものではなくて、先生が着付けるのを遠くから椅子に座って見学します。いわゆる<目と耳で学ぶ>ことになります。テキストはないです。
参加者は90%が着物です。わたしはラフな洋服で参加しました。

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