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【日記】「おはよう」

 「おはよう」は漢字で書くと「御早う」だ。

 「早い」という形容詞は相対的なもので、「絶対的な早さ」というものはないと思う。まあつまり、「おはよう」という挨拶は「何かと比べて早い」からきたものだ。
 その「何か」とは「昼」ではないだろうか。

 なぜ今日この「おはよう」の話題を出したのか。それは「日本人って朝は活動するにあたって『早い』時間だとわかってるじゃないか!」という主張をするためである。
 活動のメインって昼なのに、朝って早いよね。


 ところで僕はこの間「ずっと眠い。本当は起きたいけど寝ちゃう。」ということを2000文字近くもだらだら書いた。


 「おはよう」

 早いとわかっているのになんでみんな朝から活動するんだろうか。

 「早起きは三文の徳」「朝起き千両 夜起き百両」とか、夏休みの早朝のラジオ体操とかからわかるように、日本人は早起きがいいことであるという意識が植え付けられているが、早いものは早い。

 昼まで寝かせてくれよ。

 フレックスタイム制が自由に使える社会になってくれよ。(以前面接した会社では「子供の送り迎えのような理由であれば出勤時刻をずらせるが、ただ『寝たい』という理由ではフレックスタイム制は使えない」と言われた。)


 寝たいんだ。



 眠い。



 ぐう。





 ちなみに、「おはよう」の語源は歌舞伎役者が舞台の準備をする際に裏方の人が「御早いお着きでございます」と労いの言葉をかけたことが始まりとされているらしい。「公演時刻」より「早い」という意味だった。

 なーんだ。

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