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県立千葉高校→慶應義塾大学総合政策学部2年 瑞生です! 日常から沸き立つ発見と、ベッド…

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県立千葉高校→慶應義塾大学総合政策学部2年 瑞生です! 日常から沸き立つ発見と、ベッドの上で脳をめぐる思索を中心にnoteで言語化していきます!

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絶対に必要だった1年間

2023年2月7日。 僕は19歳の誕生日を迎えた。 9時40分。シーンと静まりかえった教室は殺気に満ちあふれている。お茶の水にそびえ立つ駿台予備学校三号館。僕の目の前には「東大物化演習」太字で印刷された問題用紙が鎮座している。 最後の10代のスタートとなる節目のこの日は、人生で最も意識されない誕生日だった。 元々勉強が好きだった。千葉高校に入学当初の自分は、ギラギラしていて、思いのままに好きな勉強ができる夢の学び舎に入学できたと信じ込んでいた。そんな期待は1ヶ月後には形骸化

    • やっと少しずつ自分のことが分かってきた気がする

       僕たちは無意識に自然うちに、時間というものの有限性を嘆いている。そして、この世ではないあの世を夢想し、この世で何をするべきか決定づけているのではないか。  手段と目的の混同が、曖昧な行動を招いているのではないか。  人生で一番かんがえてきたことは自分の人生のことだろう。  何をしていればいいのか。何をしているときが心から楽しいのか。  ただひたむきに野球だけをしていたとき、純粋な学びの楽しさに惹かれていたとき、なんなのだろうか。  教養とは何か。教養主義的学校に通ってい

      • 秋田県羽後町1週間滞在blog

         1週間秋田県羽後町にいた。  何を得たか?を書くだけじゃつまらないので、ある程度分類しながらまとめていきたい。   ・羽後町って….  あたたかい町だなというのをひしひしと感じた。今回の一週間の滞在で、お話しした方や、お食事を共にした方々は皆、思いやりを感じた。  色々な種類の旬の食材でおもてなしをしてくださったこと  寝る場所や寝具についてご丁寧に準備してくださったこと  食後の楽しみの花火や、寝そべって星を見られるように段ボールを敷いてくださったこと    上げだ

        • 9月

           「何かちげーな」に費やすフェーズが終わって、自分の時間、労力、を捧げたいなと思えるものがはっきりとした8月だった。  自分は日本の学教教育の在り方について研究をしたい。例えばSFCで探究学習がどうだとか、日本の受験志向の教育がいけないとか言っている人間は、既存の教育にどれだけ本気に向き合ってきたのだろうかと感じる。逆に、日本の最高学府に入学したり、そこで学びを深めている人間は、今までどんな世界を見てきて、どんな未来を求めているのだろうかと疑問を感じる。  本当に、この世の中

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        絶対に必要だった1年間

          僕からみたあなたpart2

          久々だね。やります。 何でも出来るっしょ? リーダーシップも張れて、勉強も出来て、運動もめっちゃ出来て、 良い大学にいって、 自分は何でも出来るんだけど、何かコレが出来るワケじゃないんだよなあという感じ しゃべりがうまいです。 いや、それは同年代の友人との相対評価なんじゃないかなとか なんでも出来るって、最高のgiftだと僕は思います。 それは視野が無限に広がる可能性があるということだから 話すのがうまい人は聞くのがうまくて、 ストックを無限にできるという事は色んな人

          僕からみたあなたpart2

          誰から何を盗んで自分がどうなりたい

           自分は何が得意かなんて分からないかもしれない  社会に出たことがなければどんな能力に長けているのかわからないかもしれない  でも、すげぇって思った人はどこにでもいるはず  自分からしてみれば、出来ることがたくさんある分出来ないことがたくさんあるということも熟知できる    どんなことなら続けられるか  一言で言うと、自分の一歩先の未来形を見せてくれる組織にいること  ブルデューはいいました。  未来とは、不確実性に満ちた虚構であると  たしかにそうだなって思うし

          誰から何を盗んで自分がどうなりたい

          「ありがとう」の力を1番感じた日

           「瑞生さんが来てくれて本当に良かったです!毎週月曜日の時間が憂鬱だったけど、これからめっちゃ楽しみになりました!ありがとございました!」  今までの人生でこんなに嬉しい言葉をもらったことがなさ過ぎてめちゃくちゃ嬉しかった。探究学習のメンターとして、探究計画書の完成を目指したある高校の宿泊研修に参加した時の話を今日はします!  いつもよりもやわらかく、丁寧に綴っていこうかな。    感謝されたいからいくとか、高校生が好きだからいくというよりも、どんなアプローチが高校生に影響

          「ありがとう」の力を1番感じた日

          なぜ自分が大学受験に2度失敗したのかが分かった気がする

          明日は始発の電車に乗って羽田空港に向かわなければならないというのに、なぜか目についた数学の問題に取り組んでいたらこんな時間になってしまった。 △ABCについて、BC=2 AB(AB+AC)=4であるときの△ABCの面積の最大値について という問題だった。 寝る前にツイッターを見ていたら、東大オープンが目につき、数学の問題に興味が湧いた(受験生時代一番好きだったし) なんかいける気がする 一行しかない数式 意味深な形 これに気になって気になって、考えていたらこんな時間になっ

          なぜ自分が大学受験に2度失敗したのかが分かった気がする

          私からみたあなたpart1

           聡明そうであほっぽくて、抜けてそうでしっかりしてて、  集団の中での自分の位置を見つけるのがうまいんだろうなと思うけど、  多分自分的にも自分にしか出来ないこと、  自分だけの長所ってなんだろうって疑問を持っていそう  でも、僕にとっては  そんなあなたの姿、何かを模索しようと考えている姿がとても魅力的で    なぜか目で追ってしまう。  次の挙動が気になってしまう。    そんな存在だと思う。  あなたの卍を読んだときに、ああ他者の特徴を印象として捉えるのが得意な

          私からみたあなたpart1

          なんとなく恋愛哲学を書きたくなった

          はじめに 今学期のゼミの最終プレゼンで、自分コンサルティングと題してプレゼンをしたんですけど、 教授のコメントが、「私があなたなら(本名)恋をします」 だったんですよね いやちょっと待てよと ミスった、すぐに何でですかって聞くべきだった 本当にそう思う。 もう一言 「なんだかその影を感じます」 なんかこの人の前で自分絶対に隠し事が出来ないなって感じました。 さてさて場面が変わってそもそも何をプレゼンしようかを考えていたときに、研究室でめっちゃ面白い先輩に言われました

          なんとなく恋愛哲学を書きたくなった

          誰かと何かをしたい。誰かのために何かをしたい。

          僕は基本的に誰かのために自分の労力を費やそうと思うことは少ない人種。 だと思っていた。 もちろん自分の成長は好き。 プライドが高いし、自分自身に常に厳しくしていたい。 そうしてなんとんく描いている理想の自分像だけを追い求めるのは なんか違うなぁって感じてきた。そんな6月だった。 例えば、なぜ僕は野球が好きなのか。 一言で言えば、勝つのが嬉しいから。 自分のパフォーマンス云々よりも、チームが勝ったら嬉しい。チームとして勝つから嬉しい。だからチームのみんなのことを好きでい

          誰かと何かをしたい。誰かのために何かをしたい。

          大きな変化が欲しい

          様々な人間に出会う。 高次元の学問に触れて吸収しきっている人。 ゼミの活動に傾倒して自分の力を試しきっている人。 自分の将来像を探究して、その実現に捧げている人。 得意なスポーツと大好きな友人と素敵な時間を過ごしている日と。 恋人と唯一無二の瞬間を過ごしている人。 結局自分は何がしたい? 何をして、何を考えて、どんな選択をして、どんな将来を選びたい? 様々なことをやっている。 色々な経験をする。 印象で捉えて、観念に落とし込んで、空想が降ってくる。 段々自分のやりたいこと

          大きな変化が欲しい

          学校って面白い

          なんであんなに失敗を恐れずに自分を表現することが出来るのだろう。 拍手されることが嬉しいから?うらやましいから? 自分のことをみて欲しいから? 純粋に面白そうだから? 自分を表現することが肯定される環境で生きてきたから? 出る杭は打たれる、ということわざはあんまり好きじゃない。 最近の疑問は、自己表現が出来ることがすごいねって感じるのはどうなんだろうということ。 かくいう自分もゼミの新規生プレゼンで、一人だけスライドを使わず、めったに着ないスーツに赤いネクタイで自分と

          学校って面白い

          頭で考えすぎる堅物にはなるな

          これが先生からのメッセージかなって思った。 表向きは、校長先生をはじめ、行政の方々とコミュニケーションをとることや、小中学生とのワークショップを通して、こうした教育現場に携わることの実体験を積むことを目的としていた。 事前に僕は、「書を持って街に出よう」を読破して、どこでどんなコミュニケーションを意識しようか事前にドキュメントにまとめて、自分がどんなバリューを出せるのかな、とか考えていたけど、、、 それももちろん大事。でもそれにとらわれてちゃいけないんだなっていうのを痛

          頭で考えすぎる堅物にはなるな

          スマホがない生活って久しぶりだね

          デジタルデトックスとかよく言うけど実行したことあります? スマホって情報量エグいよね 僕もLINEにインスタにSlackにXに、いろんなツールを使い分けているけど、日々タスクのプレッシャーや不必要な情報に悩まされています。。。 (Berealを消したのはストレスの原因になっている気がしたから) だから、今日やってきましたスマホ放置旅行in江ノ島and鎌倉 いやぁいい時間だったね スマホは家。本と財布と水筒だけ持って家を出る。 いい時間過ぎたよ。ちなみに友人と二人。

          スマホがない生活って久しぶりだね

          ”国語”の勉強をするということ

          普段の僕のnoteは思いついたことを勢いで一気に書いてしまうことがほとんどです。だからこそ、ある大学生の頭の中を可能な限りリアルに映された現実、という印象を抱いていただければ嬉しいです。 さて、今日綴りたいことはそれとはひと味違います。 今回の文章は中高生が国語を勉強することの意義について! エッセイの様に文章にしていきたいと思います。 以下の文章を読んで太字部分の問いに答えなさい  文章を読むということは、筆者の生き様に触れ、追体験すると共に、主眼を自分に向けて内省

          ”国語”の勉強をするということ