現代語訳「閑吟集」(71)

【 原文 】
恋は 重し軽《かろ》しとなる身かな 重し軽《かろ》しとなる身かな 涙の淵《ふち》に浮きぬ沈《しづ》みぬ (71)

【 現代語訳 】
恋で重くなったり軽くなったりするこの身だ。涙の淵で浮いたり沈んだりしている。


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