現代語訳「神楽歌」(86)

【 原文 】
鶏《にはとり》は かけろと鳴きぬなり 起きよ起きよ 我が門《かど》に 夜《よ》の夫《つま》 人もこそ見れ (86)

【 現代語訳 】
鶏が「かけろ」と鳴いたようです。さあ、起きてください、家の門で一夜を共にしたあなた。人に見つかってしまいます。


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