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えっ!? 『エクソシスト』なのにブリッジのシーンないの!?

※観た人向けの感想です。

https://www.amazon.co.jp/gp/video/detail/B09BGB5Y2B/ref=atv_dp_share_cu_r

言わずと知れた名作。敵はお化けではなく悪魔だ!

日本はどうにも“悪魔”って存在がピンとこないけど、同様にヨーロッパの人からしても“狐憑き”とかってよく分からんのかも。

昔の映画だからって侮ってはいけない。とにかく取り憑かれた女の子のビジュアルがどんどんヤバくなっていくし、本当に口から出てくる言葉が悪辣かつ下品。モロにアウトな言動と行動を躊躇いなく行なう様はキリスト教に疎くても冒涜的と分かるほどで、どったんばったん身体ごとポルターガイスト並みに宙に浮いたり吹っ飛ばされたりするの、見てて恐怖と脅威しか感じない。


一つ構成の内で補足すると、『エクソシスト』を観たことない人がよく知ってあるであろうシーンの一つに“階段下りブリッジ”があると思う。上記にAmazon Prime Videoのリンクを貼ったけど、実はサブスクではブリッジは出てこない。
あれは何気にディレクターズ・カット版にしか入っていないシーンであり、多分TV版で特別にディレクターズ・カット版を観たとか、そういう流れから有名シーンとして一人歩きしているだけである。

しかし、それがないから怖さが減ったとかはあまりなく、首が真後ろに向けて回転したり、見た目がとにかくグロくて怖かったり、常に悪質なブラクラを喰らっているような気持ちが続く。
最終的には女の子は助かる訳だが、正義の神父2名がやられてしまうのはなんともやるせない。

この映画は悪魔という存在が場所によってどれだけ恐れられているかを学ぶに相応しい。

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