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mikanでのプロダクトづくりが面白い理由

こんにちは、英語アプリmikanを運営する株式会社mikanの溝口です。
デザイナーであり、PMでありtoC事業の責任者でもあります。
mikan Advent Calendar 2023 2日目の記事を担当します。
毎年ですがギリギリで書いておりますw


記念すべき1日目はHRチームの @yumaから「人事制度「mikan安心キット」って本当に活用できてるの?」でした。

mikanではプライベートもワークも、双方がかけがえないものと考えて制度を日々運用・更新しています。意志を持ってつくった人事制度が実態としても使われているのは本当に嬉しい限りですし、私自身も今年プライベート起因でお休みをいただいたので、本当にありがたさと安心を感じる制度だと実感できました。

実際に使われているシーンもわかるのでぜひご覧ください!

2日目のこの記事では、普段カジュアル面談で話すことも多いテーマ、「mikanでプロダクトをつくることがいかに楽しいか、そして難しいか」を紹介していきます。

なぜ楽しいのか

mikanでプロダクト開発する面白さは大体100個くらいあるのですが、その一つに「価値の源泉を創り出せること」があります。
価値の源泉とは、ユーザーがプロダクトを使う理由そのもので、Spotifyでは曲が、Netflixでは映画がそれにあたります。
mikanだと「英語ができるようになること」がユーザーが求める成果なので、価値の源泉は学習内容(教材)と学習方法になります。


体験の最後まで責任を持てること

モバイルアプリが普及して10数年、HIGのようなデザインガイドラインも確立されてきたことで、多くのアプリが似たような構成をとるようになりました。
例えば、最初にアカウントを登録し、オンボーディングを経て、好みや目的に応じた推薦がホーム画面に表示されます。そこから気になるコンテンツを選んで、詳細画面へ進みます。ここで画面内で一番目立つボタンを押せば、価値の源泉に辿り着くことができる、といった流れです。Spotifyなら曲が、Netflixなら映画が再生されるわけです。つまり、こういったアプリの主機能は、価値の源泉であるコンテンツへのナビゲーションと言えます。

mikanも教材が中心にあり同様のフローを採用していますが、違いは「学習を始める」ボタンをタップした後、体験を自分たちでコントロールできる点です。
再生される曲や映画はアーティストや映画監督にしかつくれませんが、学習の中身である教材や、それらの学習方法は外部パートナーの出版社はもちろん、自分たちでもつくり出すことができます。

ユーザーの目的、現在のレベル、到達したいレベル、苦手なポイント、学習すべき順番、これ以上学習しなくて良い内容、辛い学習を続けられる仕組みなどなど、ユーザーの目的を達成するためのエッセンスをそれぞれ自分たちでつくり出して体験に融けこませていけるので、自分たちがタッチできないところがほとんどありません。

従来のアナログな学習方法では難しかった点をソフトウェアの力を使って解決し一人ひとりにパーソナライズされた体験を提供できますし、多くのサービスが存在する中で、まだ世の中には産み出されてない英語学習の「正解」を自分たちで発明していく楽しさがあります。


苦しいし、楽しい

コントロールできる範囲が広く楽しい分、それだけ変数が増える訳でもあるのでプロダクトづくりの難易度も上がり苦しい部分でもあります。
ユーザーが抱える課題は千差万別ですし、単に効率的な方法を提示されてもそれを続けることは難しいです。(例えば、毎日腹筋300回すれば腹筋が割れると言われても、実際に続けるのは難しいですよね。)
こう言った難しいテーマを、800万人近くいるユーザーと向き合いながら刷新していくには、入念な設計が必要です。

この、「苦しいのに楽しい」といったある種矛盾のような状態こそがやりがいであり、mikanでプロダクト作りする面白さです。

事業モデルとしてもユーザーの成長が事業売上の成長と直結するようになっており、シンプルにユーザーの成功を願えばみんながハッピーになる三方良しの環境で、「苦しいし、楽しい」を体感するにはこれ以上ない環境だと思います。


現状課題と、積極採用の理由

もちろん課題もたくさんあります。その中でも特に大きいのが事業責任をもった私がデザイナー&デザインマネージャーの責務を担い続けていることです。
まだ正解が見つかっていない、この英語学習領域では、PM、デザイナー、エンジニアの3者がタッグを組んでスクラップ&ビルドを高速に繰り返して検証する必要がありますが、リソースが足りずどうしても手数が減ってしまっているのが現状です。

プロダクトの質がキードライバーになる事業状態にもかからわず、事業戦略および組織戦略も同時につくっていかなければいけない私が多数兼任してしまっている状態なので、物理的にどうしても時間が限られてしまい、成長のボトルネックになってしまっているのです。

そういった背景から、mikanのビジョン達成をさらに加速させてくださる方を熱烈募集しています。


We're hiring!!

この記事ではmikanでプロダクト作りをする面白さをご紹介しました。
ここまでにある通り、打席は整いつつあり 後は暴れていただくだけの状態です。

  • 自分を含め、半径5mに英語ができないことで困っている人がたくさんいる。

  • 広告を打たずともオーガニックで毎年たくさんの人が来てくれる。

  • 英語を勉強する人が入り口からずっと関わることになる単語学習という領域で一定のポジションが取れている。

  • プロダクト理解のある(というか実際に作っている) 経営陣、経験豊富なエンジニアも一緒に越境して、お客様を喜ばせようとしている。

  • 毎打席が事業・社会共に大きな影響を与えられるチャンスである。


上記のキーワードに少しでも課題感を感じている方、ピクッと共感するところがあった方は気軽にお声がけください。

もちろん、プロダクトはデザイナーだけでは到底作れるものではありません。エンジニアはじめ他ポジションも積極採用中です!



読んでくださりありがとうございます! サポートは、チームランチに活用させていただきます🍔