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三草二木


三千大千世界の山や川
渓谷や地上には

草や木
草むらや林が生い茂り

さまざまな薬草が幾種類もあって
その名前や形というのは異なっています

その大地の上の空に
幾重もの厚い雲が満ちわたり

三千大千世界を
くまなく 覆い尽くし
同時に 雨が降り注ぐのです

その雨は
広く草木や叢林

あるいは 種々の薬草に対して 降り注ぎ
小さな薬草の根 茎 葉
中くらいの薬草の根 茎 葉

さらには 
大きな薬草の根 茎 葉などを潤すのです

さらにまた
種々の樹木の中でも
大樹や小樹の二木があって
それぞれの性質に応じて
平等に降り注ぐ雨を受け取るのです

同じ雲から
降り注ぐ雨であっても 

大地に生える草木は 性質に応じて
それを受け 成長し
花を咲かせ それぞれの実を結ぶのです



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少し前に テレビを観ていて 法華経のこの言葉に触れることがありました。

癒される言葉でした。

このところ わたしは 生まれてこれまで 無意識のうちに 自分のものだと思い込んでいた、『先入観』だとか『常識』だとか 勘違いかもしれないものを 剥がす心の作業をしています。

 意識的にではなく、無意識に ついついむしり取ってるんです。ふふ。

この作業、癖になると
日焼け後のめくれた皮を 取ってしまう快感に似ていて 止められません。


世の中においても それをやってるのですが やはりおかしいよな、この世界、と思うことが たくさんあります。


言葉にならない気持ちを ちゃんと聞きたいなぁ、と思っています。
自分のために。


そうしていると、なんだか 内側の宇宙が また広がっていく感覚を感じるようになって 少し様子見です。


わたしたち 人間も
その他の命も 地球や宇宙の細胞みたいです。

そう考えて感じて
愛しく思っていると
自分たちの重大な責任も 感じたりします。

そして、また自分の身体に対しても
わたしというひとつの命を
動かしてくれている小さな小さな細胞たちを思って 愛しくなります。


 いまは落ち着いているのですが 朝起きる度に 軽く動悸がして なんだろうなぁ、と思ってたんです。
内科の定期検診があった時に そのことを話したら
お医者さんが 

身体は 朝起きる前に 起きる準備をしているという話をしてくれました。


そうだった。
わたし自身が 意識できていないところで 自分たち(細胞たち)ができることを自分たちの性質を生かして わたしを救けてくれている存在が もうずっとずっと一緒に いてくれているんだった。

ついつい自分ひとりで 好きに動けてる気になってしまうわたしを いつも許してくれる。

なんてなんて愛しき存在なんだろう。

気づかず 好きにしていると いつか 
細胞たちだけでは どうにもならなくなるよね、すまなかった…
なんて 会話しています。ふふふふ。


 自然の大いなる素晴らしさと
その細胞の愛しさが重なって 
更には いろんな不要なものを剥がすことを始めていると 宇宙が広がっていく感覚が迎えにきてくれました。へへへ。


魂として、命として、こうなりたいという目標はあるけれど
 わたしは人間として存在していて、人間としてのわたしは 愛しいという思いを感じてはいても 
どうしても 人間という生き物を好きにはなれずにいます。

だけど ちゃんと
命として思うと ぎゅーっと抱きしめたくなる愛しさが溢れます。



んー、と考えて、暫く これがどうか ひとつにならないものかな、と思っていたのですが 法華経の言葉に触れて いろいろなことをやっていくうちに 
ひとつにしなくていいんじゃないかと思うようになりました。


人間である自分の至らない部分も 面白いではないか、と思うようになったんです。
こうありたい、と思う自分の理想の自分もいて
至らない部分を持った人間的な自分が たまに文句言うけれど その違和感も、そのちゃんとやれてないところも たのしくていい。そう思って 遊んでくように生きてようと 力がまた抜けました。



これは 強いです。
なかなかの武器です。
武器と言っても 相手がいて使う武器ではなくて 自分の弱さや醜さをやっつけるための武器だったりします。



なりたいという目標があるなら
そこに向かえているはず。
シンプルな自分に出会いたい。



植物の水滴にも そういうことを教わります。


我が家のフレボディウム ブルースター。


満月前のお月様
5/21
月と✈


またまた 翌日も水滴観察。


これ好きです。
まぼろしの魚の親子雲


5/23
満月の夜なのですが わたしが見た時刻のお月様は 雲に浸かっていました(笑)
その後 赤い色を残して 雲に もっと潜りました。



あら、少し前に取った葉っぱの先に お花が咲きました。

まだ咲いてない時の写真。




そして、昨日なのですが
自転車で いつものように 買い物に出た時、蛇に出会いました。
帰宅後 調べると アオダイショウのようです。

とても長くて 50~100センチくらいありそうでした。

蛇の扱い方をよく知らないのですが 大抵 触らず 観察して 邪魔にならないように接しているつもりなので 自転車降りて じーっと 蛇を見つめました。

蛇は じっとして動かないので だんだん心配になってきました。

が、何かを感じているような印象があったので とにかく そのままにして 帰り道に もう一回 見てみようと思いました。


心配しましたが
帰りには もういませんでした。

可愛らしい顔してたなぁ、と 写真を眺めながら にこにこしました。


次女に話したけど 写真を見てくれないので 東京にいる次男に 送りました。
 次男は
『アオダイショウは わりとよく見かける蛇ではあるけど 綺麗な仔やし 縁起物でもあるよ。』
と言ってくれました。


久しぶりに蛇を見ることが出来ました。


触ったことがないので 触りたくて
数年前に 爬虫類カフェにひとりで行ったこともありますが みんなとても可愛らしかったです。




ということで
蛇の写真を出します。
苦手な方は ご注意ください。





↓↓↓
出ます。


↓↓↓

アオダイショウさん♡
守ってくれていてありがとう。



いいことあります、きっと。


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