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フュージョン、ジャズ

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フュージョンを中心にモダンジャズ、ジャズファンク、フュージョンなどをまとめてあります。
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#クルセイダーズ

THE CRUSADERS THE 2nd CRUSADERS (1973)

THE CRUSADERS THE 2nd CRUSADERS (1973)

クルセイダーズにとって72から74年は二枚組のアルバムと一枚組のアルバムを一つずつリリースしライブも積極的に行いセッションミュージシャンとしても大活躍。そのお陰でレコード裏に名前を載せてもらえるようになったり、AWBがカバーしたりと忙しくもやりがいのあった3年間だったと思います。本作ではインストのファンクやフュージョン、ジャズと様々なスタイルに挑戦したクルセイダーズでもトップクラスの充実度のある一

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Al Jarreau. Glow (1976)

Al Jarreau. Glow (1976)

音域は4オクターブ、パーカッションのような器用なスキャットで独自のスタイルを築いたボーカリストのアルジャロウ。デビュー前から付き合いのあるミュージシャンと西海岸の腕利きミュージシャンの演奏を核にくどくなく、あっさりしすぎずのストリングアレンジが素晴らしい一枚です。

メンバー
アルジャロウ:ボーカル、ボーカルエフェクト
トムカニング、ジョーサンプル:キーボード
ジョーコレロ:ドラム
ポールストール

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「歌わないヒーローの隠れた名作」The Crusaders.  Unsung Heroes (1973)

「歌わないヒーローの隠れた名作」The Crusaders. Unsung Heroes (1973)

歌わないヒーローたち。この頃のクルセイダーズを的確に表したよいタイトルだと思います。クルセイダーズのアルバムの中ではマイナーなアルバムで何故か未配信ですがとてもよいアルバムです。

メンバー
スティックスフーパー:ドラム
ジョーサンプル:キーボード
ウィルトンフェルダー:サックス
ウェインヘンダーソン:トロンボーン

ゲストメンバー
ラリーカールトン、アーサーアダムス:ギター
マックスベネット:ベ

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The Jazz Crusaders Old Socks, New Shoes...New Socks, Old Shoes (1970)

The Jazz Crusaders Old Socks, New Shoes...New Socks, Old Shoes (1970)

TOP、JB、プリンス、ハービーマンと並ぶ僕のページの準レギュラークルセイダーズがジャズクルセイダーズと名乗っていた頃のアルバムを紹介します。ジャズクルセイダーズはモータウンのジャズレーベルのモジャズと契約してこれをリリース。その後クルセイダーズに改名し二枚のアルバムをリリースするとブルーサムへ移籍します。

ジャケ写の靴下の柄が左右で違うのがちょっと気になります笑

Thank you
スライの

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Crusaders   Street life (1979)

Crusaders Street life (1979)

今日は1979年にリリースされたストリートライフを紹介します。メンバーが減ってクルセイダーズはこの頃3人になってますがゲストメンバーでそれをおぎなっていて、それを感じさせません。

Street life
ジャジーでファンキーでしかもソウルフル。11分とちょっと長いですがランディクロフォードのボーカルとホーンのかけあいやエレピソロ、リズムの全てが最高であっという間に終わってしまいます。映画ジャッキ

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The Jazz Crusaders Uh Huh(1966)

The Jazz Crusaders Uh Huh(1966)

今日はジャズクルセーダーズが1966にリリースしたUh Huhを紹介します。この頃はまだジャズクルセーダーズを名乗っていて音もファンキーなフュージョンではなく純ジャズの音です。

メンバー
スティックフーパー:ドラム
ジョーサンプル:ピアノ
ウィルトンフェルダー:サックス
ウェインヘンダーソン:トロンボーン
バスターウィリアムズ:ベース

配信版は画質も色味も残念な感じです…

Blue mond

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Crusaders. Hollywood(1972)

Crusaders. Hollywood(1972)

今日はクルセイダーズのハリウッドを紹介します。

メンバー
スティックスフーパー、ウィルトンフェルダー、ウェインヘンダースン、ジョーサンプルのいつものメンバーにプラスでデヴィッドTウォーカーとアーサーアダムスがギター、チャックレイニーがエレベ、レジージョンソンがアコベで参加しています。

Spanish Harlem
オリジナルのラテンテイストはなくクルセイダーズらしいアーシーなファンクサウンドに

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TheCrusaders1 (1972)

TheCrusaders1 (1972)

今日はクルセイダーズのファーストっぽい名前の3rdを紹介します。今作はクルセイダーズ(ジャズクル時代も含む)以来初の2枚組です。メンバーは前作ハリウッドと大体同じですがフレンズ枠のアコベのレジーが抜けて後に正式メンバーとなるラリーカールトンが参加しています。

That’ how i feel
この時代らしいワウギターとメタリックに歪みまくったファズギターが不穏な空気を醸し出している曲。後半になっ

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Crusaders. CHAIN REACTION  (1975)

Crusaders. CHAIN REACTION (1975)

今日はクルセイダーズ6枚目のアルバムチェインリアクションを紹介します。この年初来日を果たしたクルセイダーズはフレンズの1人ラリーカールトンをメンバーに迎え5人体制に。そしてゲストメンバーはベースのマックスベネット1人になりました。このアルバムはクルセイダーズの中でもかなりずっしりとしたベースの音がするのでベース好きの僕にはたまらない一枚です。

Creole
スラップやワウを混じえたベース(シンセ

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Crusaders. Those southern knights (1976)

Crusaders. Those southern knights (1976)

今日はクルセイダーズの6枚目のアルバム「南からきた十字軍」を紹介します。(アルバムタイトルに合わせて?か十字軍のコスプレをして笑っているジャケットが印象的です。)前作ではベーシスト以外はオリジナルメンバーでしたがギターのアーサーアダムズが再び参加しています。(ベーシストもロバートポップウェルに交代。)

Spiral
クルセイダーズらしい軽快なファンクナンバー。

Keep that same o

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Crusaders. Rhapsody and blues (1980)

Crusaders. Rhapsody and blues (1980)

今日はクルセイダーズのラプソディアンドブルースを紹介します。

メンバー
クルセイダーズ(ウィルトン、スティック、ジョー)
ディーンパークス、ローランドバウティスタ、フィルアップチャーチ、ボブマン:ギター
エイブラハムラボリエル、アルフォンソジョンソン:ベース
ポウリーニョダコスタ、シーラE:パーカッション
ビルウィザーズ:ボーカル
後期クルセイダーズのサポートメンバーに加えフィルアップチャーチや

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Crusaders. Standing tall (1981)

Crusaders. Standing tall (1981)

今日はクルセイダーズのスタンディングトールを紹介します。いままでも時代に合わせて名前やスタイルを変えてきたクルセイダーズですがこのアルバムでは大胆にシンセや軽いスラップベースといったものを導入しています。なので人を選びそうなサウンドに仕上がっていますが個人的には好きな一枚です。

メンバー
クルセイダーズ(ジョー、スティックス、ウィルトン)
ジョーコッカー:ボーカル
デイヴィッドTウォーカー、ラリ

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Joe Sample.  Rainbow Seeker (1978)

Joe Sample. Rainbow Seeker (1978)

今日はジョーサンプルのソロアルバム虹の楽園を紹介します。このアルバムではクルセイダーズの豪快でアーシーなファンクとは違うリリカルなピアノの主役にしたサウンドですがリズムはクルセイダーズと同じくらいファンキーです。

メンバー
ジョーサンプル:キーボード、ストリングアレンジ
アーニーワッツ、ウィリアムグリーン:フルート、サックス
スティックフーパー:ドラム
ロバートポップウェル:ベース
デイヴィッド

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Joe Sample.  Carmel (1979)

Joe Sample. Carmel (1979)

今日は渚にてを紹介します。原題のカーメルはサンフランシスコから南に200kmの所にある海浜都市でジャズフェスティバルで有名なモンタレーの隣町らしいです。渚にてという一見原題からかけ離れている邦題も的を得たいいタイトルです。そしてジャケットに映るジョーの格好も親しみが持てます。こんな格好のおじさん町を歩いていたら1人は必ずすれ違います。

メンバー
ジョーサンプル:ピアノ
ロバートウィルソン、スティ

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