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#フュージョン
Ramsey Lewis. Sun goddess (1974)
このアルバム1番の特徴はかつてのサイドマンであるモーリスホワイトと彼のバンドE,W&Fそしてチェス時代から付き合いのあるアレンジャー、プロデューサー、ソングライターのチャールズステップニーとリチャードエバンスが制作に参加している事です。リチャード=ラムゼイはカデット時代の名コンビだったし、このラムゼイ=アース(モーリス)=チャールズのチームはチャールズが亡くなるまで続き、アースとラムゼイの関係もそ
もっとみるもう一つのスタッフ Rainbow. crystal green (1976)
タイトル見てハードロック紹介するなんて珍しいと思った人もいるかも知れませんが今回紹介するレインボーは同名のフュージョングループです。メンバーは以下にもあるようにスタッフのメンバーがほとんどですがセッションワークとして割り切ったのかキーボードがリチャードではないからなのかスタッフほどクセは無いしキーボードも地味ですがなぜかマイケルブレッカーが熱演しており実質マイケルブレッカーのアルバムと言っていいと
もっとみるWes Montgomery. Road song (1968)
CTIでの最終作は当時イージーリスニング界で人気のあったバロック調のアレンジをウェスの希望で導入しています。ただ個人的にはオーケストラが甘すぎるように思いCTI時代のウェスのレコードで一番最初に買ったものの一番聴いた回数は少ないです。イージーリスニング的にはこれでいいのかも知れませんがソロを増やすとかして刺激を加えた方がよかったかなと思ったりも。本作の録音から一ヶ月後ウェスは急死してしまいます。
もっとみるStan Clarke - Children of forever (1972)
RTFやジョージデューク、上原ひろみ等の著名なミュージシャンと共演し自己名義のアルバムも有名なスタンクラークのファーストアルバムが本作です。デビュー前の彼はロフトジャズやスピリチュアル系の界隈に身を置いていたのでボーカルでアンディベイとディーディーブリッジウォーター濃い2人がボーカルをとっています。アンディベイはホレスシルバーの賛否分かれる人心3部作などで歌っていた人で深みと神々しさがある声です。
もっとみる川崎燎 - Mirror of My Mind(1979)
学生時代からギタリストとして活躍し渡米後はギルエヴァンスやエルヴィンジョーンズと共演したギタリストの川崎燎。彼が1979年にリリースしたのが本作です。ここではボーカルでインド出身のラーダショッタムを起用した他いままでは使わなかったクラシックギターを導入しています。初めはパティオースティンやチャカカーンを起用する話もあったとかエルヴィンのバンドにいた頃クラシックギターのソロを一曲披露していたなどの面
もっとみる笠井紀美子 - Round And Round (1978)
ジャズシンガーとしてデビューした笠井さんですがこの頃(70s後半)はフュージョンやR&B系の歌を歌うことが多くなりました。本作もクインシージョーンズやマリーナショウといったジャズからソウル寄りのフュージョンに転向したミュージシャンによく歌われたベアードアイグナーやハービーハンコックの曲を録音したりとディスコやフィリーソウルっぽいフュージョンサウンド。それにしてもここまで豪華なメンバーをバックに歌う
もっとみるSonny Rollins - Easy Living(1977)
ソニーロリンズのフュージョン。しかも一曲目がスティービーワンダーのかなりポップな新曲のカバー。だからなのかやたらと悪く言われる(言われた?)本作ですがメンバーが最高です。実力のあるミュージシャンをバックにサックスを吹くソニー。彼はバックがなんであれ自分のしたい演奏ができれば気にしないんでしょう。小難しく語らず演奏するのみ。本作に限らずそういう姿勢にジャズミュージシャンの意地を感じます
メンバー