映画館に入りました。冒頭の30分でこの映画はハズレだったと気づきました。さて、どうします?
こんにちは!溝端マリです。ブランディングをテーマに、働き方の自由度を高めたい事業主様の世界観づくり・ファンづくりをサポートしています。
先日、継続クライアントさん対象に開催した勉強会のテーマ「時間管理」の延長で、「目的と手段」についてお話ししています。
この質問、聞いたことありますか?
「1800円払って、映画を見ようと映画館に入りました。冒頭の30分でこの映画はハズレだったと気づきました。あなたはどうしますか?」
時間を主体的にコントロールしたいなら、正解はご想像の通り、「映画館を出る」。起業依頼、私自身も意識してきたことです。
「目的」と「手段」を分けて考える
「この目的は何か?」「目的のために何をするか?」と考えることが重要なのですが、私たちはつい「手段」が「目的」になるんですよね。意識的に「この目的は何か?」と考えていきたいですね。
例えば、映画を見ることは「手段」であり、その「目的」はパートナーと一緒に楽しい時間を過ごすことだったとします。
映画がハズレだったと気づいたら、映画館を出る。その足で、前から行きたかったレストランへ行ってみたら、ちょうど席が空いていて美味しい食事ができた。楽しい時間ですよね。
ハズレの映画を2時間かけて最後まで見るより、うんといい時間の使い方です。
つまり、目的のための手段は、他にもあるのです。
目的と手段という意味で、私の事例でお話ししますと、、、
何年も前に、12ヶ月のコーチングセッションに申し込みました。確か40万円だったはず。
途中で目的を達成したので、数字的成果とお礼を伝えて8ヶ月で終わっていただきました。この場合、新しい目的を作る方法もあったのですが、他に優先したいことが出てきたので。昨年の春、継続講座に申し込みました。動画教材がいつでも見放題で、グループコンサルが6回ついていました。確か30万円くらい。
動画教材だけで目的は達成したので、グループコンサルは初回だけ参加して、2回目以降は参加せず。講師に講座のお礼と感想を伝えて終了しました。昨年末にLINEの拡張ツールの活用セミナーに申し込みました。3時間のセミナーだったのですが、やることはわかったので、お礼を伝えて90分で退出。それ以上聞いても、それ以上のことはできそうにないとわかったので。
お金を払ったのだから、全てのサービスを活用しないと勿体ない!?
このお気持ちもわかりますよ。私も会社員時代はそう思っていたので。ですが、この考え方は手放しましょう。時間が勿体ないです。事業主にとってはTime is Money。時間の方が大事です!
例えば、こんなことがよく起きています。
高額講座に申し込んだから、講座受講もグループコンサルも、全て参加しないと勿体無い!?
高額講座に申し込んだらついてきた動画教材は、全部見ないと勿体無い!?
講座や塾のサポート期間が終わりそうなので、今のうちに講師やコンサルさんに質問しないと勿体ない!?
私が継続クライアントさんにお届けしているサポートにも、セッション、講座、グループコンサル、チャットフォローなどついていますが、全てを活用するのは無理ですし、そもそも活用することを目的にするものではありません。
学ぶことをゴールにすることは悪いことではありませんが、その場合は結果が出にくいと理解していますか?
理由は、目的が「学ぶこと」だからです。そのまんまですが笑。
逆に、「実践すること」を目的にすると、結果につながりやすくなりますよ!
さて、学びを取り入れるとき、あなたはどちら?
A:◎◎を学びたい!これを学べはビジネスに活かせるかも!?
B:◎◎を達成したい!そのためには◎◎の学びが必要だ!
ここを混同する方は多いのですが、Aは学びが目的です。時間とお金を投資する理由を後付けをしているだけで。(あるあるです笑)
学びって楽しいんですよね^^
もちろん、学びを目的にすることも悪いことではありません。その場合は、そう割り切りましょうね!
問題は、深層心理では学びを目的にしているのに、「結果が出なかった」と終わる頃に気づくこと。
モヤモヤするはずです。この場合は、目的が、実践することから学ぶことにすり替わっていないか、気にかけてみてください。
色々と書いてみましたが、私も全てできているわけではありません。いま心理学系の講座を受講中ですが、目的は学ぶことであって、結果を急いでいません。学びは楽しいですよね。
株式会社ビジョンデザイン
溝端マリ
▼お受け取りがまだの方へ
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?