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勉強する時間がないと嘆く前に考え欲しいこと

行政書士試験もそうですが、子育てや社会人をはじめ忙しい生活を送っている方が受験生の多くを占めている資格試験は少なくありません。

最近は、介護の真っ最中であるという方もいらっしゃいます。

こういった方に共通している悩みのひとつが、「勉強する時間がない」というもの。

今回は、そんなあなたのために、「勉強時間をいかに確保するか?」について考えていきます。

1 スキマ時間を活用する、といわれても

「時間がないなら資格試験なんて受けるな!」ということもできなくはないのですが、そういってしまっては元も子もない。

忙しい日常の中で、いかに時間を確保して学習を継続するか。それを考えてみましょう。

よく言われることですが、「スキマ時間を活用する」というのもひとつの方法です。

でもね、「よしスキマ時間を活用するぞ」と思ったところで、いつがその「スキマ時間」なのかわからないようでは活用のしようもありません。

結局なにもできないまま1日が過ぎてしまうのでは困ります。

だからまずやらなければいけないことがあるのです。

2 時間をつくる前にやるべきことがある

それは、自分の時間の使い方を見直す、というものです。

時間には、「自分でコントロールできる時間」と「自分でコントロールできない時間」があります。

まずは、1日の中でどこに「自分でコントロールできる時間」があるかを把握することが大切です。

1日の過ごし方を円グラフにしてみましょう、というのも、把握するための手段なのです。

時間を作り出す前に、自分の時間の使い方をまず把握しないといけないということですね。

3 時間を上手にコントロールする

「自分でコントロールできる時間」はなるべく勉強時間にあてること。もちろんストレスを発散するための時間なども必要です。ただ、なんんとなくダラダラ過ごしている時間があるのであれば、それは勉強時間に当てましょう。

そのうえで、1週間単位で勉強時間をコントロールしていきましょう。

具体的には、1週間で最低15時間を確保することを意識してください。忙しい日は5分でも構いません。でもその分どこかでフォローをしてください。
そして、必ず毎日勉強すること。

そのためにも、日曜日にはその週の学習目標をしっかりと立てること。また毎日寝る前にはその日の学習成果を記録し、週末に向けて調整が必要かどうかをチェックすること。

こうした毎日の積み重ねが、合格につながっていくのです。

忙しくて心がくじけそうという人もいるかもしれません。

でもね、ある程度の制約条件を抱えている人の方が合格しやすいという事実もあるということを忘れないでください。

4 工夫なくして合格なし

私自身の話をしましょう。

仕事が立て込んでいるときは、優先順位を決めるようにしています。

具体的には、じっくり取り組むべきものと、どこでもPCがあれば出来るものに大きく分類します。

講義の準備は前者です。

そして原稿を書くのは後者です。テレビを見ていても、CMの間は音を消して原稿を作成する。

講義の合間も原稿を書く。

ということで「いまできるよ」という時間が現れたら、すぐやれるようにPCは常に持ち歩いています。

あなただったら、テキストを常に持ち歩いて、時間が空いたら即読めるようにしておく。

そういった意識を持つためにも、先ほど書いた円グラフは大切です。

結局、工夫なくして合格なし、ということですね。


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