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合格するのに必要な勉強時間とは?

こんにちは。行政書士試験講師の横溝慎一郎です。

1回の講義(2時間半から3時間)にどのくらい準備時間をかけているんですか?と聞かれることがあります。

他の方のことはわかりませんが、私に関しては「かけられるだけ」というのがその質問への回答ですね。

常に最善を尽くす。

時間はその時の状況で変わります。

同じことは受験する側にもいえます。

「1日どのくらい学習すればいいですか?」

「合格するためには最低何時間の学習時間が必要ですか?」

こういった質問をする方は少なくないですね。

私の講義の準備と同じで「かけられるだけかけてください」というのが、正解。

たたそれでは「かけられるだけと言われましても」と思う人もいらっしゃることでしょう。

そこで今回は勉強時間の目安について考えていこうと思います。

1日単位ではなく1週間単位で

まず社会人や小さいお子さんのいらっっしゃる方は、1日何時間という設定よりも、1週間で何時間という設定の方が、スケジュール調整をしやすいと思います。

そこで1週間の学習時間の目安を考えてみましょう。

今の時期であれば、「10~15時間」あれば十分です。

スクールを利用しているのであれば、5時間までは講義時間を学習時間の中に含めて構いません。また答練や模試の時間も含めてOKです。
とすれば、10~15時間という学習時間の確保はそれほど大変ではないと思います。

自分の生活時間を見直してみる

なかなかまとまった時間を確保するのが難しいという人は、空いている時間を上手に活用して学習をするという対応をしてください。

そのためにも、あなたが1日をどのように過ごしているのかを、一度客観的に見直してみる必要があります。

「絶対ここは勉強できない」という時間を特定し、それ以外から学習時間を捻出するようにする。

その結果、本当に忙しい人であれば、寝ているときと、仕事しているとき以外は勉強時間にあてる、といった対応が必要かもしれません。

メリハリをしっかりつける

時間ととも重要なのが、学習の質を高める工夫をすることです。

だらだらとメリハリなく学習していても、、学習効率は下がるばかり。

メリハリのある学習を実現するためにも「ここまでにこれを終わらせる」と締め切りをきって学習することを意識してください。

締め切りを切る単位は、30分~1時間程度が理想的。

まとまった時間が取れるなら、小休止をはさみつつ、これを何セットかやる。

本試験は時間との勝負です。

ですから日頃の学習から時間を意識しておくことは、非常に重要なんですね。

小休止のたびに、ちょっとしたご褒美を用意してもいいと思います。その結果太っても責任はとれませんが(笑)。

受け身の発想から抜け出そう

そもそも「何時間勉強したらよいか」というのは、勉強の姿勢として「受け身」です。

勉強はあなたが主体的にやるものです。つまり、まずあなたが1日にどのくらい時間が取れるかを把握した上で、それをどう割り振っていくかを考える。

時間の確保の方法はこちらでも書きました。

資格試験は攻めの姿勢で対策を取る人こそが合格をつかめます。

自分はこれだけ時間がつかえる。だからこれをやろう。

時間についても、そういう発想をするように意識するとよいですよ。



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