![平成仮面ライダー超全集BOX_受注生産](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/8726760/rectangle_large_type_2_674b5894b01f2d43b214734cd970634a.jpg?width=800)
平成仮面ライダーの完全受注生産型・出版から考える「この先」
「平成仮面ライダー超全集BOX Vol.1」を完全受注生産で出版する企画を、てれびくん編集部と共に、2018年9月から約三ヶ月取り組んできました。
昨日、目標金額を達成し、ひとまずはほっとしているところです。
初めての試みだけに、課題点は山ほどみつかりました。ただ手放しで喜んでいられはしないなと気を引き締めています。
といいつつも、やっぱり受注生産型・出版には、大いなる可能性があるなあとワクワクしてます。
そのあたりについて、オリコンニュースでも記事にしてもらえました。
1万円超え『平成仮面ライダー超全集』、“本の受注生産”が出版界にもたらす可能性とは
(オリコンニュース 2018-11-11)
この記事でも僕が語っている「受注生産型の出版が持つ、この先の可能性」や「歴史的意義」等については、
また別の機会にしっかりとまとめてアウトプットしていきたいと考えています。
■出版社はコンバージョンを指針にしたほうがいい
今回の受注生産企画で、日々、推移をチェックしていて、つくづく感じたのは
1万円を超える高額商品ながら、コンバージョンレートが非常に高いことです。
受注生産は、企画内容だけでなく、規模的にも出版社が取り組むのに非常に適していると実感しました。
広告一辺倒の薄利多売型ウェブメディアよりも圧倒的に効率のいいビジネスです。
出版社の取り組む「ウェブビジネス」は、
「ウェブを使う」
ではなく、
「ウェブに使われている」
状況になりがちです。
そうした状況を回避していくためにも、アクセス数一辺倒、SEO盲信状態からいち早く抜け出し、コンバージョン率を重視していくことが必要だと思います。
出版社がウェブで陥りがちな「一見成功しているように見える失敗」
をこれ以上増やさないためにも。
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